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曇りの朝、残暑に備える心と体の整え方

曇り空の朝は、暑さのピークを迎える前に体をゆっくりと目覚めさせる時間です。
湿気を含んだ空気が体にまとわりつくような感じがあっても、焦らず、軽めの動きと深呼吸で体をほぐしていきましょう。

晩夏の養生のヒント

熱と湿の“ため込み防止”を意識する
　暑さ・湿気で体内に重みを感じる日は、「ため込まない」ことが大切。こまめな水分補給と、発汗したら着替えて清潔さを保つことを心がけてください。

夕方の体力温存
　午後のにわか雨や雷に備えて、活動は午前中心に。夕方は静かな時間を持つようにしましょう。

軽やかでも養分を大切に
　冷たいものだけでなく、温かい汁物や梅、山椒などの香り野菜で内臓をいたわることが役立ちます。

睡眠環境の工夫
　寝る前にはクーラーや扇風機の風が直接当たらないよう配置を工夫し、首や肩、足首をほんの少し覆うものを使うと冷え対策になります。

本日の朝ごはんメニュー

雑穀入り白粥（梅干しと刻み葱を添えて）

きゅうりと茗荷の酢の物

出汁をひいた温かい味噌汁（豆腐入り）

常温の麦茶

胃腸を優しく目覚めさせる、一日の始まりにふさわしい献立です。

玄海の一句

曇り日の　稲揺らめく風　秋に近し