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tinc さんの日記
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tinc さんの日記

 
2020
2月 11
(火)
07:31
離婚もいろいろ
本文
昨日ある知人から、先日離婚の手続きを行ったとの報せが届いた。その人は私が過去にサラリーマンをしていた頃の同僚で、同業他社の人と結婚して10年と数か月を過ごしていた。私はこの人の披露宴で友人代表としてスピーチをさせて頂いた。新婦側の友人代表として男性がスピーチをするのは珍しいと思うが、当時はそれを知らなかったので安請け合いをして安いスピーチをし、出席した方々が怪訝な顔をしていたのを内容が悪かったせいだと思って放っておいた。私は私で当時から非常識で、知人も知人で常識を重視する人ではなかったのだろう。

この知人は「結婚生活を総括する言葉はない」と言う。私が「戦争みたいだね」と言うと、彼女は「本当にそうだよ」と答えた。この10年余、彼女は常に恐慌の中にあったのかもしれないと私は思った。また私は自分の両親のことを思い出した。私の両親は子どもが全員成人するのを待って離婚した。それまでの彼らは殆ど常に、互いを無視するか攻撃するかのどちらかであった。仲の良いところを見た記憶は皆無である。私は幼い頃には怒鳴りあう彼らを見て怯えていたが、少し育つと彼らを憐れむようになった。もっと育つと彼らのことを見放したいと思うようになり、アルバイトのできる年齢になると進学の費用を稼げるようになったので彼らのことはどうでもよくなった。7年ほど前からは離れて暮らす彼らと別々に時々連絡を取っており、その中の遣り取りでは労りや気遣いの言葉が大半を占めている。たぶん私もいい歳になって、彼らが弱く、愚かで、いずれ死んでしまう者たち、つまり自分と同じ人間であることを受け入れられるようになったのではないかと思う。自分にせめてそれくらいの分別があるように願っている。

冒頭の知人には子どもはいないのだそうだ。そして彼女自身はそのことに感謝していると言う。子どもにとって良い家庭ではあり得なかったと。その他離婚に至る経緯や相手への怨嗟、自己への非難等が訥々とLINEで私のところへ送られてくる。文章の時もあれば通話の場合もある。私はつまらぬ相槌を打つばかりである。「総括する言葉はない」との言の通り、打ち砕かれた結婚生活の断片を拾っては見せるしかないのではないか。断片になってくれただけ良いとも言えるかもしれない。不幸な結婚生活とは、少なくとも邪教の祭壇のように荘厳な塊のままそこにあってはならないものだろう。結婚もいろいろ、離婚もいろいろで、そもそも人間はいろいろである。しかし不幸になるべき者などいるのだろうか。いろいろというのはいろいろの幸せであってほしいと、単純な私はどうしても思ってしまう。
閲覧(1941)
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投稿者 スレッド
tinc
投稿日時: 2020/2/12 3:19  更新日時: 2020/2/12 3:19
プラチナ
登録日: 2019/8/24
居住地: 東京都
: 男性
投稿数: 1735
 RE: 離婚もいろいろ
chiruruさま

コメントありがとうございます。tincです。
chiruruさまのご心中に相通ずるものがあったとは、驚きながらも嬉しく有り難いことでもあります。

両親と自分が同じ人間に過ぎないことを知るのが分別、みたいなことを書きましたが、それは私の内面の話であってchiruruさまに通用するものではないと思います。ご両親とのご関係はそれこそ総括する言葉のないほど複雑で長大なものなのかもしれず、私のように単純にできている人はどちらかといえば少ないので、苦悩が続くほうが当たり前なのかもしれません。
しかし私は当たり前を支持するほうではありませんので、chiruruさまが胸の痛みから解放されることの方を尊ぶべきこととさせて頂きたく思います。それが当たり前でなくとも、また仮にその日が遠かったり来なかったりしても、それらは願うことまで止める理由には足らないと思うからです。

件の知人は私を頼りにしているというか、以前から他人の悪口や弱音の類は私へ言うということに決めていたそうです。私が忘れっぽいので適任なのかもしれません。それは頼りになるということとは違いますが、ごみ箱やごみ捨て場が無いと困るみたいなものかと勝手に思っています。

スピリチュアリズムの解釈では、魂というものが分かたれてこの世に現れることもあるというのを聞いたことがありますが、ツインレイというのはそういうものなのでしょうか。私の周囲にはスピリチュアリズムを掲げる人も何人かいて、彼らから様々の話を聞かせて頂く機会もあるのですが、私はちゃんと理解できたためしがありません。
ともあれ私の理解が及ぼうが及ぶまいが、また魂の概念を介してでもそうでなくとも、みんな不幸であるよりも幸せであってほしい、と漠然とながら強く思う次第であります。
tinc
投稿日時: 2020/2/12 3:18  更新日時: 2020/2/12 3:18
プラチナ
登録日: 2019/8/24
居住地: 東京都
: 男性
投稿数: 1735
 RE: 離婚もいろいろ
felicitaさま

コメントありがとうございます。
初めまして、tincです。

私見こそ最も私の見聞きしたいものの一つです。ご忌憚の無いご意見をお書き下さったのであれば、何より有り難く感じます。

異性間の友情は成立するか、という問いはよく聞かれますが、私はその問いが出てくること自体を不思議に感じてしまうほうでして(「友情って、性別が違うだけで成り立たなくなるものなの!?」と思います)、felicitaさまのお友達とのご関係がとても貴重なものに思われます。世間の圧力をはね返す力が必要になる場面もおありかと予想しますが、それくらいお友達との友情も篤く、理不尽と渡り合う技術もお持ちということではないでしょうか。

苦しい生活を我慢して続ける選択をされる方もたくさんいて、しかもそれはごくごくありふれているのに、私には遠い世界のことに思われてしまいます。人は本当にいろいろです。日々道ですれ違っている人たちが、自分の想像を絶する価値観を持っているとは!

私も今回離婚した知人の判断を支持しています。
結婚生活については私は何も知らないながら、彼女は私にとって常に尊重すべき人であるからです。

アバターにしているのはRage against the Machineという、アメリカのロックバンドのアルバムのジャケットから拝借した画像です。元はポップアートのオブジェで、同じ書体で「LOVE」とされたものがマンハッタンにあるそうです。
Rage against the Machineは急進的左翼思想を背景とするバンドということで、9.11の後はアメリカのラジオ局で放送できなくなったというエピソードもあり、私は社会主義や共産主義には疎いものの、権威への反抗という姿勢に共鳴を覚えてからずっと好きでいます。

長くなってしまいました。
改めてこの度はご丁寧なコメントを誠にありがとうございます。
chiruru
投稿日時: 2020/2/12 0:22  更新日時: 2020/2/12 0:22
プラチナ
登録日: 2018/1/3
居住地: 千葉県
: 女性
投稿数: 650
 RE: 離婚もいろいろ
tincさん、こんばんは。
ご友人、とてもtincさんを頼りにされているのですね。その理由が何となく分かるような気もします。
今回のブログもまた私の心の中に幾つもの共通項を生み出しました。若い頃のご両親に対する感情はその一つですが、私はまだ両親に対して現在のtincさんのようになれていないので胸が痛いです。

>不幸な結婚生活とは、少なくとも邪教の祭壇のように荘厳な塊のままそこにあってはならないものだろう。
上手な表現をするなぁと感心しました。

不倫や離婚をする恋人たち
これらの経験を終えていくうち今世ではないいつかの世のときにツインレイと呼ばれる存在に巡り合ったときには、他の誰かを愛することや二人の間に諍いなどあり得ないような状況になるのだろうか?
話が飛んでしまい申し訳ありません。
ふと、そんな事を考えてしまいました。

私もtincさんと同じように、色々な人生とは色々な幸せのある人生であるように祈っていたいと思います。
felicita
投稿日時: 2020/2/11 9:07  更新日時: 2020/2/11 9:07
プラチナ
登録日: 2014/6/21
居住地: 九州
: 女性
投稿数: 2268
 RE: 離婚もいろいろ
tincさん
おはようございます。
初めまして。

表題が気になり、読み耽ってしまいました。

tincさんがお友だち(元)ご夫婦の結婚式で新婦側の友人代表としてスピーチされたこと。
常識を重視する方々が怪訝な顔をなさったのは、さもありなんだと思いました。
私は男女間でも恋愛感情を含まずに好きになれる人が複数います。温泉友だちグループで混浴に入ったり、ふすま一枚隔てた部屋で寝ても何も起きない、そんなさっぱりした関係です。
なので、スピーチもアリだと思うのですがやはり世間では非常識なのでしょう。

家庭内で両親が攻撃し合う姿は、子どもにとって、恐怖でしかありません。
『面前DV』として子ども虐待の中の心理的虐待にあたり、子どもの成長に悪影響を与え、トラウマ(心的外傷)として残ると言われます。
きっと、小さかったtincさんの心も傷ついていたのでしょう。
お友だちご夫婦にお子様がいなかったことは、小さな被害者を生まなくて良かったのかもしれません。

年老いた親のため、子どものため、世間体を取り繕うため、または、経済的に…いろんな理由で、私さえ我慢すればこの生活が続けられる。
と決断をせず一生を終えるのも人生ですね。
本当に、いろいろです。

私はお友だちご夫婦の英断を支持します。
いくつになってもやり直せると思うからです。

初めてのコメントで偉そうに私見を書き連ねてすみませんでした。
長く生きてきて、常識ってなんだろう?
良く生きるってなんだろうって今更ながら考えています。

ところで、アバターのRAGEとは何なのでしょうか?
スポーツイベント?それとも、
怒り(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾なのでしょうか。
気になっていたもので…。

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