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長い文章です、お暇であれば






「それでも僕はやってない」

この映画は観ていないのでストーリーに詳しくないですが

痴漢冤罪の物語のようです、似たことがありました

当時３０歳くらいだったか勤めていた会社に

女性が二人いてました、二人とも二つ年下

そのうちの一人は経理担当、自分は業務管理

仕事上いつもカラミがあるので大切な存在

いつもお姉さんのような態度

何か言おうかなと思って目が合うと

「なによっ」という

「あー、、いえ」となる

説明を聴きながら他事が気になってると

「ちょっとー聴いてんの」とくる

「聴いてるよ」と言うと

「じゃあ初めから復唱してよ」

ぶつぶつと文句を言ってると

「言いたいことがあるなら、ちゃんと

　目を見て言いなさいよー」とくる

すいません、、、が口癖になった

すると、「すいませんって言えば、

　なんだって済むとおもってるでしょーっ

　今度からすいませんって言ったら
　
　罰金とるからーっ」という事で、一か月ほどで

五千円が貯まった、一度、すみませんと言いかけて

「すみ、、、、と言いかけて、好き」と言ったら

「私で告白の練習しているでしょう」と

「うん」と言うと、三人くらいの

私の好きな女人の名が出てくる、ビックリした

「何で知ってるのーっ」聴くと

顔に書いてあるという、魔女かと思った

ある日、仕事も落ち着いていたので

朝に電話して風邪で熱があるからと仮病を

装ってサボりました

昼までゴロゴロして、通勤途中にある

大阪本町のビジネス街にある、昔ながらの

小さなトレーニングジムに行く

先生が「こんな時間に珍しいな」と

説明すると「サボったらアカンがな」と

トレーニングしているとジムのピンクの公衆電話

が鳴る、携帯が一般的ではなかった時代

ジムの公衆電話はジム連絡としても兼用

「○○くん電話やで」と先生が不思議そうな顔で言う

俺も不思議やジムに自分あてにかかってくることなんて

無かったし、ましてこんな時間に、、、、と

「先生誰からですか」と言うと

「名乗らない、女の人のようだけど」

エッ!　、、、、、恐る恐る電話を取る

低い声で「何してんの」、、、、沈黙

もう一度「何してんの」あっ〇子さんの声だ

「あのーあのー、熱が引いたので汗を少し

　かこうかなと思いまして」

「フーン、、なんで熱が下がったらジムに

　行くん？、普通会社に来ない？」と

「そうですね」と言うと

「明日はちゃんと来るんやでガチャン」でした

先生が「どうしてここに居ることが？」と言う

俺も、「誰にも言ってないサボって来てるんだから

しかも、電話番号なんて言ってないし、なんで？」

翌日、恐る恐る会社に行くと、いつもの様子

「どうして解ったの？」と聞くと

「顔に書いてある」だって

奈良に仕事に出かけた帰りに道端に咲いてる

花が綺麗だったので何本か積んで持ち帰り

牛乳瓶に入れて飾ってあげたら

「死んだみたいやからやめてね」と

一刀両断


そしてとうとう事件が起こった

お昼休みには、良く一緒に弁当を買いに行った

５００円でなかなか豪華、ベンツでやーさんが

売りに来ている、それを食べて昼休みを過ごす

〇子さんはほとんどの日は私の机に

アンアン、ノンノンだったかな広げて

立って読んでいる、引き出しの位置の

ところだから座っている自分のすぐ隣です

とい面が彼女の席

「立って読んでたらしんどいでしょ

　自分の席に座って読んだら」と言うと

「どこで読もうと私の勝手やん、なんか迷惑なん」

と言われ「ここで読んでくださいと」言う

ある日、引き出しを開けたかったので

立っている〇子さんに

「引き出し開けるからよってくれない」、無反応

もう一度

「引き出し開けるからよってくれませんか」

より大きな声で、、、、無反応

三回目

「この、引き出しを開けたいのですよ」と

さらに大きな声で、、、、無反応

さすがに腹が立ってきて手で〇子さんを

押しました、すると手にやわらかい素敵な

感触が、彼女のお尻をもろに押していたのです

座ったまま押したものだから、高さ的に

丁度お尻だったのです、次の瞬間しまったと

思い、「あっ!」と言うと、ほぼ同時に

〇子さんも「あっ!」と言う

そして大きな声で

「○○さんが私のお尻をさわりやったー」と

隣の部屋から部長課長係長と顔を出し

「○○が〇子ちゃんのおしりを触ったやと」

私は「違う違う〇子さんが悪いんです」と

「なんで私が悪いのよ、その手で触ったでしょ」と

いきさつを説明しましたが、彼女は

「あのね、この手がねここに当たったことは

　認めるわよね」ハイと私は言う

「という事は女の体に勝手に触れたらいけませんよね」

と、「イヤー違うんだけどな、そういうつもりでは

ないんだよね」といきさつを見ていたはずの

男性社員ふたりに同意を求めるも、見てなかったと

「どんなつもりでも体に触れたらアウトなの

よ」と言う



「それでも僕はやってない」と心の中で