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　昨日は認知症の妻に付き添って、定期診察を受けに子供達と三人で行きました。介護施設から車で送って貰って来た妻は元気そうでしたが、矢張り猫背気味でした。

　介護施設では、コロナウイルスの関係で、面会時間も決められて居て、ガラス戸越しでしか面会出来ません。当然施設のスタッフが一人付きっ切りです。スマホで話すしか方法が有りませんでした。

　しかし病院での診察の為、直で話も出来、触れる事も出来ました。

　介護施設から担当医に渡す手紙を預かったので、中身を見たらやっぱり、怖い文字が眼に入りました。「死にたい」と良く言ってるそうです。介護施設に入る前も自宅で、死にたいとか、子供にも階段から突き落として欲しいとか言ってましたが、妻も自分が変だと判ってる様です。

　家に居た時は、何が食べたい？とか買い物にも一緒に行って比較的自由でしたが、介護施設に入ってからとコロナの影響で、外出禁止、面会制限、知らない人の中で、何もすることが無く、ただただ毎日過ごしてるだけです。

　ディサービス、小規模多機能施設、精神病院、各種手続き等、出来る事は全てやった積りです。後、出来る事は無いのか？妻の現状をカフェで色々思い出したら、涙が出て止まらなくなりました。慌ててハンカチで目頭押さえて、何か未だやり残した事が有るのではと、自問自答した答えが、例え一ヶ月でも、否一週間でも、一日でも代われるものならものなら代わりたい。

　今年のクリスマスには何も要らない、只「妻を元に戻して欲しい」だけです。