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寒さが厳しい朝
玄関のポーチに蜜蜂が一匹。

生きてはいないと思い、踏むのは嫌なので片付けよう
と手を近づけたら、その蜜蜂が、私の手によじ登ってきた

そのまま手の中で温めたらｺｿｺｿと動く…

「あのままだったら踏まれてたよ」
と言いながら、近くにあった鉢の中にそっと移す。
家の中に入れてあげれば、しばらくは生きていられる…でも。
自然は自然のままに。

とは思いつつ、余計なお世話。
手近にあった菊の花を蜂の側に置いた。
蜂は直ぐに、花の中に潜り込んで花粉にしがみつく。
(blogに書きたい と思って写真に撮った)

今夜は雨予報。
冷たい雨は君を心なく打つだろう。


もう一つ、不思議だったこと。

椎の木の枝が伸びていたので、脚立に乗って伸びた枝を切っていた。
ふと、左側を見るとカエルがジャンプした形のまま、
お腹が枝に刺さって干からび始めた状態。

モズの早贄？
にしては、低すぎる。
もしかして…私が以前切った小枝に、ジャンプした時に刺さっちゃった？
多分、この椎の木の洞に住んでいたカエルの子孫だろう。

「ドジだね、君は」
このままにして置くかどうしようか、迷っていたら
カエルの目が、ギョロリと動いて私を見た

「不様だろ？見てないで何とかしろよ」と、シーマン風に言われた気がして
「ごめんね」なんて言いながら、空っぽの植木鉢を横にし、水を少し入れてそこにカエルを置いた。

脚はだらりと伸びたまま、お腹も刺さった形のまま…
水を得た彼？は、少しだけピクッと動いた。

次の日、恐る恐る横になった植木鉢を覗いた私はもっと驚いた。
そこにはカエルの姿が無かったから。

生きられるわけ無い。
でも、周りを見回してもどこにも居ない。


だったらあの蜜蜂の方が生きられる確率は高いだろう
と自分に言い聞かせ
今回は、これ以上何もしない事を選ぶ。

こういう独り言を言うから、変な人と思われる。

理解してます、ｱﾀﾏ大丈夫