四季花花 さんの日記
2025
7月
11
(金)
13:24
本文
こんにちは。空はやさしく曇り、ひかりは隠れたまま、庭は静かな緑に包まれています。
7月11日、夏の盛りを前にした一日。雲が空を厚く覆い、風もなく、空気は少し重たげに漂っています。
でもそんな日だからこそ、庭の緑は一層深く、静かに息づいているように感じられます。
お気に入りのティーカップに、レモングラスとミントのブレンドをそっと注ぎ、湯気の先に漂う香りをひと呼吸。
カーテン越しに届く淡い光が、部屋のなかをやわらかく包み込みます。
本のページを一枚めくるたびに、遠くで木々の葉がかすかに触れあう音が、心の奥で響きます。
自然と時の流れがゆるやかに重なって、日常がひとつの物語のように立ち上がっていくのを感じます。
ふと、庭の低木の間から、リスがそっと顔を出しました。
雲に濡れた空の下、深い緑のなかを慎重に歩き、やがて何かを見つけて、ぴょんと跳ねるその姿に、思わず微笑みがこぼれました。
曇りの日には曇りの日だけの光と、静けさと、気配があります。
それは晴れや雨とは違う、控えめで誠実な季節の語りかけ。
こうして、何も特別でない一日が、そっと心に寄り添ってくれる。
そのことが、どれほど大切で、豊かなことか。
今日もまた、緑のある暮らしの中で、季節に抱かれながら、ひとつの優しい時間が流れていきます。
7月11日、夏の盛りを前にした一日。雲が空を厚く覆い、風もなく、空気は少し重たげに漂っています。
でもそんな日だからこそ、庭の緑は一層深く、静かに息づいているように感じられます。
お気に入りのティーカップに、レモングラスとミントのブレンドをそっと注ぎ、湯気の先に漂う香りをひと呼吸。
カーテン越しに届く淡い光が、部屋のなかをやわらかく包み込みます。
本のページを一枚めくるたびに、遠くで木々の葉がかすかに触れあう音が、心の奥で響きます。
自然と時の流れがゆるやかに重なって、日常がひとつの物語のように立ち上がっていくのを感じます。
ふと、庭の低木の間から、リスがそっと顔を出しました。
雲に濡れた空の下、深い緑のなかを慎重に歩き、やがて何かを見つけて、ぴょんと跳ねるその姿に、思わず微笑みがこぼれました。
曇りの日には曇りの日だけの光と、静けさと、気配があります。
それは晴れや雨とは違う、控えめで誠実な季節の語りかけ。
こうして、何も特別でない一日が、そっと心に寄り添ってくれる。
そのことが、どれほど大切で、豊かなことか。
今日もまた、緑のある暮らしの中で、季節に抱かれながら、ひとつの優しい時間が流れていきます。
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