ひろひろ48 さんの日記
2025
2月
16
(日)
18:13
本文
新書より分厚く多く語られている本を読みこなすのは大変で、新聞の記事の読書欄での書評などは、その本のテーマによっては、読んだ気になって、その書物を買って読まないこともある。逆に、これは読まなきゃとなることも多い。
で、言葉と知的なコミュニケーションは人間だけのもの、動物は、意味のあまりない叫び声で危険を知らせたり、縄張りを示したり、単純な表現をするだけみたいに教えられてきた。そことがところが、読書欄の「著者は語る」」の「僕には鳥の言葉がわかる」という本で、著者の動物言語学者の鈴木俊貴さんの話:
東京大学の准教授で今、世界が注目する動物言語学者による科学エッセー。「古代ギリシャの時代からずっと、人間は自分たちしか言葉を持たないと決めつけられてきました。でも、その常識は間違っていたんです」
鳥のシジュウカラが言葉を使う事例について、研究結果をまとめた。著者によると、彼らの鳴き声には一つ一つに意味があり、「ジャージャー」は「へび」、「ヒヒヒ」は「タカ」など、状況に応じて使い分けているという。
さらに驚くのは本書の後半部分だ。実験と検証を繰り返し、「ピーツピ・ヂヂヂ」が「警戒して、集まれ」の意味だと結論づけた。つまり、シジュウカラ2語文を使っていることになる。論文は英科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」など、世界的な科学雑誌に掲載され、絶賛された。
これまで動物は本能で生きており、感情表現はできるが、理性的な言語は持たないとされてきた。「それは人間の言葉が話せないだけで、鳥は鳥の言葉で話していたんです。しかも、シジュウカラの言葉をコガラやヤマガラも理解していることがわかった。これはすごい発見でした」
幼いころから、虫や鳥を観察するのが好きだった。高校生のとき、お年玉で買った双眼鏡がその後の運命を決めた。今は東大に世界初の動物言語学の研究室を作り、研究を続けている。
今回は子どもが読みやすいように専門用語を使わずに書いたという。「自然が共生する対象に変わってしまったため、いろいろな問題が起きている。想像してみてください。身近な鳥たちの会話を聞き、彼らの世界を理解できたら、僕たちの世界はもっと豊かで素晴らしいものに変わると思うんです。:
紹介おわり。
すごいことになってきてます。世界中の生き物の声が、会話が聞こえてしまう。さてさて、人間はどうする。なんか、西洋の人間中心とした世界観から、東洋的ない「生きとし生けるもの」の生物観になっていくのか。
で、言葉と知的なコミュニケーションは人間だけのもの、動物は、意味のあまりない叫び声で危険を知らせたり、縄張りを示したり、単純な表現をするだけみたいに教えられてきた。そことがところが、読書欄の「著者は語る」」の「僕には鳥の言葉がわかる」という本で、著者の動物言語学者の鈴木俊貴さんの話:
東京大学の准教授で今、世界が注目する動物言語学者による科学エッセー。「古代ギリシャの時代からずっと、人間は自分たちしか言葉を持たないと決めつけられてきました。でも、その常識は間違っていたんです」
鳥のシジュウカラが言葉を使う事例について、研究結果をまとめた。著者によると、彼らの鳴き声には一つ一つに意味があり、「ジャージャー」は「へび」、「ヒヒヒ」は「タカ」など、状況に応じて使い分けているという。
さらに驚くのは本書の後半部分だ。実験と検証を繰り返し、「ピーツピ・ヂヂヂ」が「警戒して、集まれ」の意味だと結論づけた。つまり、シジュウカラ2語文を使っていることになる。論文は英科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」など、世界的な科学雑誌に掲載され、絶賛された。
これまで動物は本能で生きており、感情表現はできるが、理性的な言語は持たないとされてきた。「それは人間の言葉が話せないだけで、鳥は鳥の言葉で話していたんです。しかも、シジュウカラの言葉をコガラやヤマガラも理解していることがわかった。これはすごい発見でした」
幼いころから、虫や鳥を観察するのが好きだった。高校生のとき、お年玉で買った双眼鏡がその後の運命を決めた。今は東大に世界初の動物言語学の研究室を作り、研究を続けている。
今回は子どもが読みやすいように専門用語を使わずに書いたという。「自然が共生する対象に変わってしまったため、いろいろな問題が起きている。想像してみてください。身近な鳥たちの会話を聞き、彼らの世界を理解できたら、僕たちの世界はもっと豊かで素晴らしいものに変わると思うんです。:
紹介おわり。
すごいことになってきてます。世界中の生き物の声が、会話が聞こえてしまう。さてさて、人間はどうする。なんか、西洋の人間中心とした世界観から、東洋的ない「生きとし生けるもの」の生物観になっていくのか。
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