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西田敏行さんの突然の訃報。７６才、前日まで元気だったみたいで。６０代、７０代を越えると、特に男性は、急死が増えます。心臓、脳の循環系の病気が、自覚症状がないことも多いし。虚血性心疾患だそうです。
７６才、同じ年です。ぼくの場合は６０才のころ健康診断で心電図に異常が見られて精密検査をうけ微妙な結果で、最終的には血管カテーテル検査をしないとわからないと。診断結果は虚血性狭心症。昨日、かかりつけの病院で心臓のエコー検査を受け、特に問題なし。先生に西田敏行のはなしをしたら、あの人は糖尿病で虚血性心筋症かなということで、狭心症とはすこし違うらしい。ぼくにはその違いがよくわからないのですが、ちょっと安心。
高齢になると、ガンか、心臓、脳の循環系の病気が大きな死因になります。健康診断などで早期発見が大切ですね。
ひさびさに東京新聞の「あけくれ」から：
「この３年」武蔵そのこさん（７６）
夫を亡くして３年になろうとしています。夫は酒が大好きで、４０年間飲んでアルコール依存症になりました。握りこぶしで電車のドアのガラスを割ったり、地下鉄の駅の階段から転落して頭皮を縫うけがをしたり。心配の尽きない日々でした。
ある日、私を前にして「女房より酒が好き」と言ったので、これ以上一緒に暮らすのは無理と思い、最後の切り札で断酒会に行かなければ離婚すると断言。下調べや段取りは万全で、その甲斐もあって、８０歳で亡くなるまで１８年間、一滴も飲まず頑張ってくれました。断酒会では涙を流しながら、女房には迷惑をかけたと何回も言ってくれました。
私は思い残すことなく一人暮らしを謳歌できるものと思っていました。ところが現実になると、何とも言えず空虚で、夕方、日の暮れるころは特に寂しくむなしい。
一回でいいかあ、天から下りてきてくれないかしら。今までのことを話したいです。三回忌を終わったというのに夢を見ている私です。
引用以上。
だんなさん、お酒を飲んでいない時は、優しかったのかな？夫婦って、いろいろですね。そして、最後はひとりになるのですね。