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昨夜は月曜デモの35周年記念式典に行ってきました。

残忍で冷酷な共産主義政権による弾圧の下、自由と民主主義を求める人々が毎週月曜日にデモを行い、ついには東ドイツの崩壊につながりました。

1989年10月9日はクライマックスに達し、公安や警察、軍隊の介入に怯えながら7万人もの勇気の有る人々は集まり、独裁政権に反抗の意思を示しました。




戦車に蹂躙されたプラハの春、天安門事件などの記憶が有りますので共産主義独裁政権の恐ろしさは皆さん承知の上での行動でした。

しかし、すでにマルクス主義計画経済が破綻しており、政府には人々に抗う力は無かったのですね。ただ威勢と恐怖心で人々を押さえつけていました。

月曜デモはこのニコライ教会の広場で始まりました。




当時の写真です。


記念式典は教会とゲバントハウスの向かいにあるオペラ劇場で行われました。


まずはコンサートから..ドボルザークを。

そしてベルリンからショルツ首相も参加です。


左端の人で、近くで見るのは初めてです。
今話しているおばさんは35年前にデモに参加した人です。


沢山の人達が集まりました。中にはその頃参加した人達、そして子供の頃親に連れられて来た人達。それぞれが自由と民主主義へのわずかな希望がエネルギーとなったはずです。

この記念日に沢山の人が集まって街に溢れました。




前後左右に隣接する建物の屋上には警察の狙撃手の姿が..
過激左翼、右翼にイスラム・テロリストと物騒な世の中ですから。