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8月のガス代は我が家史上空前の安さで、なんと2000円以下であった。
何かの間違いかと疑ったが、この暑さでぬるい風呂を好むことと、あまり火を使わない料理を心掛けた結果のようだ。
それにしてもありがたい。ことさらストイックに節約したわけでもないのに。

さて先日、とあるワークショップに参加した。
終了後、幹事的立場の人の声掛けで、暑気払い飲み会。
コース料理+飲み放題で4000円。
会計の段になって幹事役が｢先生方の分込みで5000円集めまーす｣講師2名の分を8名で負担すると言うのだ。
講師さんたちはもちろん固辞したが、さっさと払ってしまった。

帰路、先生方は自分で払うつもりだったのに、という話が出たが｢そんなわけにいかないでしょ、常識的に｣

そうかなぁ。安くはない受講料を支払って参加してるのに？
それにお茶くらいならまだしもコース料理である。

せめて事前に｢先生方の分は私たちもち｣と話を通して欲しかったんだけど、と思い切って言ってみた。

｢もちろん高額ならそうするけどたかが1000円だから！｣　

たかが1000円、かあ。　　　

金額の問題ではないんだけどな。
それに何不自由なくガスを使って2000円もかからないありがたさを考えると、常識とか安易に言ってほしくないな。

この人とは少し距離をおこうと考えた瞬間である。
向こうも私みたいなケチとは距離を、と思ってるだろうけど