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先日、料理中に熱中症になり、痛感したこと。
私は料理が嫌いで苦手である。
献立を考え、食材を買い求め、切ったり煮たり焼いたりする、そのすべてが。
手際も悪いし不器用なので見た目も悪いものしか作れない。

それでも長年、唯一の料理担当者として家族の料理を作ってきた。
皆、よくこんなに不出来な私の料理を食べてくれるものだ、と家族に本音を聞いてみたことがある。　
一致した本音↓

毎日、一日何度も（弁当まで作る。必要上）考えて作るの大変でしょ？自分にはできないから文句なんて言えない。

そうか！やはりそうなのね。
自分でやるくらいなら人が作ったものを文句言わずに食べたほうがまし、か。ごもっとも！！！

実は私が大嫌いな炊事をなんとかこなす理由が
人が作った、食べたくもないものを食べるより
めんどくさくても自分で作る方がまし！なのだ。
特に食欲が落ちるこの季節、食べられるものが日々ピンポイントだ。

家族の体調、好み、予定などは考慮しつつ
（時に別メニューになっても）食べたいものを作る。

例えば、入院などすれば栄養価を考えた３度の食事が出てくる。　
しかしそれはその時々の気分に合わなくてどうにも食べられなかった。
　　
思えば、私は食に対してとんでもなくわがままなのだろう。

人が自分のために作ってくれる生活は
口に合わなかったり、気分じゃないときに申し訳なくて私には無理そうだ。

だから今日もせっせとキッチンに立つ。