ひろひろ48 さんの日記
2023
8月
10
(木)
13:49
本文
40代の頃、カラオケが苦手だった。会社の忘年会などのあと二次会はだいたいカラオケで、そのころはテレビの歌番組でヒットしていた歌を聞くぐらいで、歌番ではフルでなく一部だけ聞くことしかできなかった。中学生くらいまでは、音楽の授業で歌うことは好きだったし、いまでいうオールデーズは、リアルタイムで、いろいろ聞いていた。けど、カラオケで人前で歌うなんて、機会もなかったし、一曲をフルで聞くこともなかったので、上手く歌えなかった。
で、カラオケで歌う機会も増えてきて、流行りの歌とかをCDで繰り返し聞いて、なんとか歌えるようになった。それから、もっといい声でうまく歌いたいとなって、ボイストレーニングを受けたり、発表会、セッション、ライブなどでステージでも歌えるようになってきた。普段出せない大きな声で、お腹のなかから声を出して、自分なりの歌い方で聞いてもらえるのは、心身ともにいいことだと思います。新聞記事からも、喉、声帯を鍛えるのが、誤嚥性肺炎の防止にもいいと、記事があったので、紹介します。
「第2の声変わりに注意を」喉のケア開始のサイン:
声も老化は免れない。若い頃の張りのある声は、声帯の萎縮で徐々に弱々しいかすれ声に変わってしまう。やがて老化は喉全体に及び、嚥下障害などのより深刻な問題を引き起こす。専門家は「第2の声変わりに注意を」と呼び掛けている。
嚥下障害の危険回避して:
万能な楽器;声帯は長さ2センチほどの柔らかくて薄い粘膜。声帯筋が収縮して作った土台の上で、向き合う形でピンと張り、その隙間を呼気がすり抜けることで震えて声が出る。
京都府立医大耳鼻咽喉科・頭頸部外科の平野滋教授は「声帯の張りを靭帯が自在に変えて100~800ヘルツの音が出る。弦楽器の太い弦から細い弦までの音を、粘膜一つでダイナミックに出すようなもの」と説明する。
新生児の声帯に靭帯はないが、成長とともに形成され、声変わりが起きる第1次性徴で完成する。この頃の声帯の組織にはヒアルロン酸が豊富に含まれ、しなやかさを保っている。
誤嚥性肺炎;しかし、この状態の維持は難しい。加齢でヒアルロン酸が減り、コラーゲン線維が増えて、声帯の粘膜や筋肉は痩せて硬くなり、張りも失って震えにくくなる。
「この結果、男性は高いハスキーボイス、閉経で粘膜がむくむ女性は低いガラガラ声になり、声量も落ちる音声障害になる」と平野さん。声帯がうまく閉まらなくなり、誤嚥も起きやすくなる。
声帯に起きた老化は当然、ほかでも起きる。嚥下筋も衰え、咽喉頭の知覚低下も加わって嚥下障害が起き、命取りにもなる誤嚥性肺炎の危険が増す。平野さんによると、海外の疫学調査で、65歳以上の13~30%に音声障害、38%に嚥下障害があるとの報告もある。
音声障害は喉のケア開始の時期を知らせるサインとも言える。
歌って鍛える;ケアはまず、声帯を痛める逆流性咽喉頭炎やアレルギー、酸化ストレスの予防。逆流性咽喉頭炎は胃酸が上がることで起きる。喉は食道より粘膜が弱く、炎症を起こしやすい。胃酸止めのプロトンポンプ阻害薬の服用や、胃酸の分泌を増やす食材を避けるなど食生活の配慮が基本になる。
酸化ストレス予防はビタミンCなどの抗酸化サプリメントの摂取も効果的。ヒアルロン酸の維持も期待できる。乾燥も声帯の大敵。平野さんは「喉のためには一日1.5リットルの水を飲むのが世界基準になる」と話す。
意外なのが「歌」。カナダの臨床研究で「歌う人は声帯の持ちがいい」との結果が出たという。使われない声帯は衰える。もちろん声帯に負担をかけない発声法が前提。その習得にはストローをくわえて声を出す「ストロー発声法」で、安定した呼気の維持や口腔などでの声の共鳴法を覚えることが有効だという。
そのほか、皮膚の再生用に使われるフィブラストという薬を声帯に注射して粘膜を再生させる方法もあるが、声帯治療では保険外診療となり、実施できる医療機関も限られる難点がある。
平野さんは「声帯を維持することは喉全体の健康につながる。科学的データはまだ出ていないが、嚥下障害防止にも期待でき、声に異常を感じたらケアを」と訴えている。
<引用以上>
これからは、声を出す機会をちゃんと持つといいですね。
カラオケは、いろんな人にも出逢えるし、身も心にもいいようです。みんなで楽しく歌いましょう!
で、カラオケで歌う機会も増えてきて、流行りの歌とかをCDで繰り返し聞いて、なんとか歌えるようになった。それから、もっといい声でうまく歌いたいとなって、ボイストレーニングを受けたり、発表会、セッション、ライブなどでステージでも歌えるようになってきた。普段出せない大きな声で、お腹のなかから声を出して、自分なりの歌い方で聞いてもらえるのは、心身ともにいいことだと思います。新聞記事からも、喉、声帯を鍛えるのが、誤嚥性肺炎の防止にもいいと、記事があったので、紹介します。
「第2の声変わりに注意を」喉のケア開始のサイン:
声も老化は免れない。若い頃の張りのある声は、声帯の萎縮で徐々に弱々しいかすれ声に変わってしまう。やがて老化は喉全体に及び、嚥下障害などのより深刻な問題を引き起こす。専門家は「第2の声変わりに注意を」と呼び掛けている。
嚥下障害の危険回避して:
万能な楽器;声帯は長さ2センチほどの柔らかくて薄い粘膜。声帯筋が収縮して作った土台の上で、向き合う形でピンと張り、その隙間を呼気がすり抜けることで震えて声が出る。
京都府立医大耳鼻咽喉科・頭頸部外科の平野滋教授は「声帯の張りを靭帯が自在に変えて100~800ヘルツの音が出る。弦楽器の太い弦から細い弦までの音を、粘膜一つでダイナミックに出すようなもの」と説明する。
新生児の声帯に靭帯はないが、成長とともに形成され、声変わりが起きる第1次性徴で完成する。この頃の声帯の組織にはヒアルロン酸が豊富に含まれ、しなやかさを保っている。
誤嚥性肺炎;しかし、この状態の維持は難しい。加齢でヒアルロン酸が減り、コラーゲン線維が増えて、声帯の粘膜や筋肉は痩せて硬くなり、張りも失って震えにくくなる。
「この結果、男性は高いハスキーボイス、閉経で粘膜がむくむ女性は低いガラガラ声になり、声量も落ちる音声障害になる」と平野さん。声帯がうまく閉まらなくなり、誤嚥も起きやすくなる。
声帯に起きた老化は当然、ほかでも起きる。嚥下筋も衰え、咽喉頭の知覚低下も加わって嚥下障害が起き、命取りにもなる誤嚥性肺炎の危険が増す。平野さんによると、海外の疫学調査で、65歳以上の13~30%に音声障害、38%に嚥下障害があるとの報告もある。
音声障害は喉のケア開始の時期を知らせるサインとも言える。
歌って鍛える;ケアはまず、声帯を痛める逆流性咽喉頭炎やアレルギー、酸化ストレスの予防。逆流性咽喉頭炎は胃酸が上がることで起きる。喉は食道より粘膜が弱く、炎症を起こしやすい。胃酸止めのプロトンポンプ阻害薬の服用や、胃酸の分泌を増やす食材を避けるなど食生活の配慮が基本になる。
酸化ストレス予防はビタミンCなどの抗酸化サプリメントの摂取も効果的。ヒアルロン酸の維持も期待できる。乾燥も声帯の大敵。平野さんは「喉のためには一日1.5リットルの水を飲むのが世界基準になる」と話す。
意外なのが「歌」。カナダの臨床研究で「歌う人は声帯の持ちがいい」との結果が出たという。使われない声帯は衰える。もちろん声帯に負担をかけない発声法が前提。その習得にはストローをくわえて声を出す「ストロー発声法」で、安定した呼気の維持や口腔などでの声の共鳴法を覚えることが有効だという。
そのほか、皮膚の再生用に使われるフィブラストという薬を声帯に注射して粘膜を再生させる方法もあるが、声帯治療では保険外診療となり、実施できる医療機関も限られる難点がある。
平野さんは「声帯を維持することは喉全体の健康につながる。科学的データはまだ出ていないが、嚥下障害防止にも期待でき、声に異常を感じたらケアを」と訴えている。
<引用以上>
これからは、声を出す機会をちゃんと持つといいですね。
カラオケは、いろんな人にも出逢えるし、身も心にもいいようです。みんなで楽しく歌いましょう!
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