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寝室のエアコンがある日突然、効かなくなった。

長年故障もなく働いてくれたので、もう寿命…とは思うが、私には一大事だ。
元々、夏の湿気が嫌いで、寝る時には部屋をキンキンに冷やして、お布団を掛けて寝ていた、不経済極まりない「暑がり」
方や旦那さまは、エアコンの温度を28度と言う高温にしてしまう「寒がり」
よくぞ長い間、互いに我慢出来ていた
(ほとんど旦那さまが)

エアコンが必要無い旦那さまを置いて、隣の空き部屋に避難。
私の山道具などを置いていた部屋なのだが、お布団を敷いて寝ることにした。
この部屋のエアコンはまだ2年目なので、よく効く。
が、猫ちゃんが困った。

1日目は主の居なくなったベッドで寝ていた。
最初は私と一緒に居たのだが、猫ちゃんにはどうやら寒いし、慣れないらしい。
２つの部屋を行き来するので、ドアは彼女が立ち上がって開けられる程度に閉めてある。
開け放つ、私が閉める、また戻って来て全開…この繰り返し。
なので、猫も私も寝不足だ。

※※※

外に何匹か、捨てられたらしいノラちゃんが来る。
顔は幼そうなので、せいぜい1歳か？
体重は3キロは越えて居ると思う。
雄が2匹…の筈が、その内の1匹にそっくりで
ふた回りは小さい雌猫ちゃんも、姿を見せる様になった。

保護して里親探しをしようかと、2匹を手なづけて居たのだが
雄2匹ならいざ知らず、雌の猫ちゃんでは、じきに妊娠適期になる。

と思って、予定変更…雌猫ちゃんを先に保護することにした。
少しずつ懐いて、お腹を見せて寝転んだ雌猫ちゃん…撫でようとして唖然(；ﾟДﾟ)

赤ちゃんにおっぱいをあげた跡があった。
どこかに子猫が居るんだわ。
捕獲は諦め、これから先を考える。

子どもが、子どもを産んだ。
あんな小さな身体で母なんて。
その内に子猫を連れてくる可能性もあるかな…
前途は多難だわぁ、と思った。

まぁ、何とかなるか。