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ひろひろ48 さんの日記
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ひろひろ48 さんの日記

 
2023
4月 12
(水)
23:26
母と娘
本文
子どもの頃から親父は、ちょっと苦手だった。ほとんど会話はないし、会社から帰ってきて家では、晩酌と晩御飯。たまにパチンコで森永ミルクキャラメルとグリコのおまけつきキャラメルをとって、帰ってきたリ。ぼくがまだ小さいころ、小さな会社だけどそこそこの立場で、会社の若い連中を呼んでお城で花見会をやったり、淡路島の海でキャンプしたり、連れて行ってくれた。ま、あの時代ではいい親父だったかな。高専の学生だったころは、友達が父親と議論したりしてた話を聞いて、ああ、ぼくの親父とはぜんぜん違うなぁ、、と羨ましくしく思ったり。でも、親父と息子は、息子が卒業し就職すれば、離れていくものだし。
自分が社会に出て働くようになって、ほんのすこしだけ親父の偉さを知ることが出来た。そして、61歳で亡くなって、葬儀の後、会社の人からいろいろ話を聞くことが出来て、ああ、親父はこんなに頼りにされ、必要とされたんだと、、いろいろ知ることが出来た。
大昔から、母親と娘のあいだのことが、小説に書かれ、エッセーに書かれ、、馬が合う母娘はすごいいい関係だし、、合わない母娘は悲惨な物語になったりで。。
先日の新聞、朝刊の「あけくれ」から:
「ありがとう」by 海藤京子(59)
昔から母が苦手だった。不平不満を容赦なく周囲にぶつける人で、こんな大人にはなりたくないと、子ども心にいつも思ってたいた。
そんな母もすっかり衰えで、実家の近所に住む私の姉が世話を一手に引き受けている。私は離れているのをいいことに、ほぼ姉に任せきり。さすがに責任と義務を感じて20日間ほど帰省した。
火事は多岐にわたり、できることを丁寧にやり続けた。母が好む献立を考え、室内た水回りの清掃、往診や訪問介護への対応などに動き回った。時には母に新聞や小説を読み聞かせた。母は毎晩「ありがとう」と私の手を握り、私は初めて親孝行の充実感を味わった。
ある朝ふと、食卓の上の紙きれに気付いた。「今日も一日ありがとう」と走り書きのような文字。昨夜、寝る前にお礼を言いはぐれたと悔いた母から私への置き手紙だ。
おそらく何十年ぶりかで目にした、頼りなく弱々しい母の字が、私の視界の中でうっすらとにじんで見えた。
<引用以上>
自分の親が老いるのを見るのは、言葉にできない気持ちになる。ああ、長生きしてくれよと、思わずにいられない。
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