freescaleII さんの日記
2022
10月
26
(水)
12:39
本文
ここ2,3週間急ぎの依頼でほぼ毎晩徹夜したけど、先週一度クローズし引き渡して又普通の生活に戻ろうとしたけど、昼間眠くて夜に目が冴えてしまう癖が抜けない。
金曜日クライアントに引き渡し、直ぐ中国の会社にプリント基板を注文するというので、プロトタイプはここドイツで作りなさいよと言う私のアドバイスを聞かずに中国へオーダー。
土曜日の朝にクライアントからメールで、パターンがグジュグジュで製造不能。
至急何とかしてくれと言うので確認したところ何の問題も無い。
どこが問題なのか詳細を送らせたら。
総てベタになってる。
当たり前だ、4層指定が片面一層になってる。
なんでこうなる???
ホントはこうやって4層になってるんですが。
結局埒があかなくてクライアントが仕方ないからドイツでお願いというので、私が自らオーダー。結局週末挟んで3日も遅れてしまった。
何の為の徹夜だったのか。
中国の業者も素人ではないので、なんでこんな大間違いをするかなと思うのですが。
クライアントが言うには、おそらく省力化の為に自動受注になっていて誰もチェックが出来ないのではないかという話です。
技術力の問題ではなく、中国の作業者の質の問題も健在のようです。無責任は社会主義国家の伝統ですから。
昔の話になりますが、台湾の有名なPCマザーボードの中国工場に立ち入り検査をした時です。
プリント基板に不具合が有り、出荷停止を食らわせたのです。
台湾人の技術者が一人もおらず、総て中国人。
原因を解明出来ずも製造は続行。
不良品の山を築いて行きます。
取りあえず不良品を補修して再検査、しかし再度検査落ち。
検査作業者も良く解っていないようで、ただ座って目視しているだけ。
私の目の前を不良品が素通りして行きます。
私のスタッフを検査工程に張り付けて、私は原因究明へ。。自動カッターの歯が劣化してボロボロでした。
なんで我々お客がそこまでするかなと思いますが、部品が無いとドイツの工場が止まってしまうし。
次の夜、台湾人の工場長が食事に招待してくれて、平謝り。
一緒に招待された中国官司が同席しましたが、工場長曰くこうやって潰れるまで飲ましたり多少の鼻薬を握らせるかしないと台湾からの部品が通関で停滞してしまうとのことでした。
中国だけとは言わず旧社会主義国家の悪癖とも言えます
東ドイツ時代も同じようでした。仕事場から物品を失敬したり、怠けたり。郵送すれば役人が荷抜き、着服したりでよくもまあこれで国がそれまで持ったなと思いました。
注文してから長年待った車トラバントとか、まともな車は一台もなく、文句を言えば引き渡されずキャンセルにされてしまうので仕方なく自分で補修をするのが当たり前だったそうです。
ロシアのラダなんかドアのまともに閉まる車は一台もなかったそうです。
スロバキアに行ったときに友人が言ってました。うちの国のレストランのスタッフの横柄な態度は昔から変わっていない。社会主義国家のサービス業ってみんなこうで、世の中が変わったのに気が付いていない。
金曜日クライアントに引き渡し、直ぐ中国の会社にプリント基板を注文するというので、プロトタイプはここドイツで作りなさいよと言う私のアドバイスを聞かずに中国へオーダー。
土曜日の朝にクライアントからメールで、パターンがグジュグジュで製造不能。
至急何とかしてくれと言うので確認したところ何の問題も無い。
どこが問題なのか詳細を送らせたら。
総てベタになってる。
当たり前だ、4層指定が片面一層になってる。
なんでこうなる???
ホントはこうやって4層になってるんですが。
結局埒があかなくてクライアントが仕方ないからドイツでお願いというので、私が自らオーダー。結局週末挟んで3日も遅れてしまった。
何の為の徹夜だったのか。
中国の業者も素人ではないので、なんでこんな大間違いをするかなと思うのですが。
クライアントが言うには、おそらく省力化の為に自動受注になっていて誰もチェックが出来ないのではないかという話です。
技術力の問題ではなく、中国の作業者の質の問題も健在のようです。無責任は社会主義国家の伝統ですから。
昔の話になりますが、台湾の有名なPCマザーボードの中国工場に立ち入り検査をした時です。
プリント基板に不具合が有り、出荷停止を食らわせたのです。
台湾人の技術者が一人もおらず、総て中国人。
原因を解明出来ずも製造は続行。
不良品の山を築いて行きます。
取りあえず不良品を補修して再検査、しかし再度検査落ち。
検査作業者も良く解っていないようで、ただ座って目視しているだけ。
私の目の前を不良品が素通りして行きます。
私のスタッフを検査工程に張り付けて、私は原因究明へ。。自動カッターの歯が劣化してボロボロでした。
なんで我々お客がそこまでするかなと思いますが、部品が無いとドイツの工場が止まってしまうし。
次の夜、台湾人の工場長が食事に招待してくれて、平謝り。
一緒に招待された中国官司が同席しましたが、工場長曰くこうやって潰れるまで飲ましたり多少の鼻薬を握らせるかしないと台湾からの部品が通関で停滞してしまうとのことでした。
中国だけとは言わず旧社会主義国家の悪癖とも言えます
東ドイツ時代も同じようでした。仕事場から物品を失敬したり、怠けたり。郵送すれば役人が荷抜き、着服したりでよくもまあこれで国がそれまで持ったなと思いました。
注文してから長年待った車トラバントとか、まともな車は一台もなく、文句を言えば引き渡されずキャンセルにされてしまうので仕方なく自分で補修をするのが当たり前だったそうです。
ロシアのラダなんかドアのまともに閉まる車は一台もなかったそうです。
スロバキアに行ったときに友人が言ってました。うちの国のレストランのスタッフの横柄な態度は昔から変わっていない。社会主義国家のサービス業ってみんなこうで、世の中が変わったのに気が付いていない。
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