ひろひろ48 さんの日記
2022
10月
23
(日)
14:10
本文
還暦を過ぎるといろんな出会いと別れがあるのかな。毎朝の新聞の訃報の記事も男性は70代後半から80代が多い。2日まえドリフターズの中本工事さん(82歳)が、交通事故で重体、クモ膜下で亡くなられました。同級生の訃報もときどき届く。坐骨神経痛はあるものの、毎日いい加減にのんびり生きている。今日もNHKののど自慢で94歳?だっけおじいちゃんが出場していた。90歳こえて生きて歌ってられるのかな??
こんな出会いと別れもあるのかな、、先日の朝刊の投稿記事「あけくれ」は、ちょっぴりほんわかというか、さみしいというか、しんみり。
「クリの季節」by 国田 育子(72)主婦
武甲山の麓の近くに彼の家はあった。彼は大型トラックの運転手。仕事を終えた午後に雪の積もった山道を長靴を履いてひょうひょうと登ってきた彼と、下山している私は出会った。
退職したが仕事をやめさせてもらえないと話していた。いつしか昼に山頂で出会うようになり7,8年。ある日、体がキツイと言う。医者にアルコールストップをかけらられたとも。
そのうち、あれほど山好きが武甲山に登らなくなった。クリの季節になり家を訪ねた。歩いて町巡りをして楽しんでいた。元気ならば、と三度目のクリを届けに行った。留守だった。
それから一週間。彼の姉から訃報の電話があった。思えば同年代の彼。風雨で崩れた山道を、ひとり黙々と修理する姿。山頂の神社の扉の泥を雑巾で拭き清める姿。下山時は袋を持ち、ごみ拾いをする。彼に教えられたことは多かった。
心にぽっかり穴が開いてしまった。私は今も彼と出会えるような気持ちでごみを拾いながら下山している。
<引用以上>
こんな出会いと別れもあるのかな、、先日の朝刊の投稿記事「あけくれ」は、ちょっぴりほんわかというか、さみしいというか、しんみり。
「クリの季節」by 国田 育子(72)主婦
武甲山の麓の近くに彼の家はあった。彼は大型トラックの運転手。仕事を終えた午後に雪の積もった山道を長靴を履いてひょうひょうと登ってきた彼と、下山している私は出会った。
退職したが仕事をやめさせてもらえないと話していた。いつしか昼に山頂で出会うようになり7,8年。ある日、体がキツイと言う。医者にアルコールストップをかけらられたとも。
そのうち、あれほど山好きが武甲山に登らなくなった。クリの季節になり家を訪ねた。歩いて町巡りをして楽しんでいた。元気ならば、と三度目のクリを届けに行った。留守だった。
それから一週間。彼の姉から訃報の電話があった。思えば同年代の彼。風雨で崩れた山道を、ひとり黙々と修理する姿。山頂の神社の扉の泥を雑巾で拭き清める姿。下山時は袋を持ち、ごみ拾いをする。彼に教えられたことは多かった。
心にぽっかり穴が開いてしまった。私は今も彼と出会えるような気持ちでごみを拾いながら下山している。
<引用以上>
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