ひろひろ48 さんの日記
2022
8月
23
(火)
23:23
本文
日本では、政治家も官僚も「プライド」のせいだろうか??まず、誤ることをしない。一番ひどいのは裁判官。再審の壁のかたくなさ、過去の「誤審、えん罪」を改めようとしない。
日曜の朝刊の「筆洗」で、ゴッドファーザーで渋い演技をしたマーロンブランドの話がとてもよかったので、紹介します。
米映画「ゴッドファーザー」の中で、マフィアの大立者ドン・コルレオーネがオレンジの皮をマウスピースのようにくわえて孫とたわむれる場面がある。冷血なドンが孫の前で見せる別の顔。名シーンだろう
▼オレンジのアイデアはドンを演じたマーロン・ブランド自身が思いついたそうだ。子役が緊張で自然な演技ができない。オレンジを含んだ顔で子どもを笑わせ、緊張を解いてあげたかった
▼こわもての演技派の別の顔を、最近のニュースに思い出した。一九七三年、ブランドは「ゴッドファーザー」でアカデミー主演男優賞に選ばれるが、受賞を断る。ハリウッド映画での米先住民の描かれ方が差別的だと抗議しての拒否だった
▼授賞式にはブランドの代理として先住民活動家のサチーン・リトルフェザーさんが出席し、ブランドのスピーチを読み上げたが、会場からひどい罵声を浴びせられた
▼それから約半世紀。アカデミー賞の主催団体が最近、この件についてリトルフェザーさんに不当だったと正式に謝罪したそうだ。昔の話とほおかむりすることなく、過ちにけじめをつけた
▼黒人差別問題にも取り組んだあの役者も喜んでいるか。暴力と不正のはびこる港町で正義の声を上げる孤高の男。黙っていた人びともやがて立ち上がる。もう一本、別の映画を思い出す。もちろんブランド主演の「波止場」(五四年)である。
<引用以上>
いろいろあるけど、アメリカの政治を除く、映画界、ジャーナリズムなど、過去の過ちをきちっと謝り正すところが、すごいなと、いつも考えさせられる。
日曜の朝刊の「筆洗」で、ゴッドファーザーで渋い演技をしたマーロンブランドの話がとてもよかったので、紹介します。
米映画「ゴッドファーザー」の中で、マフィアの大立者ドン・コルレオーネがオレンジの皮をマウスピースのようにくわえて孫とたわむれる場面がある。冷血なドンが孫の前で見せる別の顔。名シーンだろう
▼オレンジのアイデアはドンを演じたマーロン・ブランド自身が思いついたそうだ。子役が緊張で自然な演技ができない。オレンジを含んだ顔で子どもを笑わせ、緊張を解いてあげたかった
▼こわもての演技派の別の顔を、最近のニュースに思い出した。一九七三年、ブランドは「ゴッドファーザー」でアカデミー主演男優賞に選ばれるが、受賞を断る。ハリウッド映画での米先住民の描かれ方が差別的だと抗議しての拒否だった
▼授賞式にはブランドの代理として先住民活動家のサチーン・リトルフェザーさんが出席し、ブランドのスピーチを読み上げたが、会場からひどい罵声を浴びせられた
▼それから約半世紀。アカデミー賞の主催団体が最近、この件についてリトルフェザーさんに不当だったと正式に謝罪したそうだ。昔の話とほおかむりすることなく、過ちにけじめをつけた
▼黒人差別問題にも取り組んだあの役者も喜んでいるか。暴力と不正のはびこる港町で正義の声を上げる孤高の男。黙っていた人びともやがて立ち上がる。もう一本、別の映画を思い出す。もちろんブランド主演の「波止場」(五四年)である。
<引用以上>
いろいろあるけど、アメリカの政治を除く、映画界、ジャーナリズムなど、過去の過ちをきちっと謝り正すところが、すごいなと、いつも考えさせられる。
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