freescaleII さんの日記
2022
8月
22
(月)
00:03
本文
これが最後でしょう。
ちょっとこの表をご覧ください。
脚気だけではなく他の感染病も合わせると大変な数に及んだようです。
コレラの死者は脚気よりも深刻でした。
陸軍がその森を世界の最先端の感染学者であったロベルト・コッホに派遣したのも頷けます。
日清戦争(1894年から1895年)の後ですが、スペイン風邪という新型インフルエンザにより、世界で2500万人から4千万人、日本も植民地を除く本土だけで45万人の命が奪われたそうです。
「1918年から20年までの流行で、同時期に戦われた第1次大戦の死者、約1千万人をはるかに上回る大災厄となった。」
第一次世界大戦を終わらせたのは、スペイン風邪だったと言われています。
それとは別に欧州の軍隊の衛生状況は極めて悪く、寄生虫が媒体となる感染症でも兵は戦闘不能に陥っていたようです。
ここに「曾祖父を訪ねて」という本が有ります。
森の曾孫の著によるものですが、もちろん血縁者という事を差し引いても良く書かれています。
「曾祖父を訪ねて」←クリック
47ページをご覧ください。
なんか最近のメデイアによる陰謀論を彷彿とさせます。
推理作家の高木彬光氏と松本清張氏の邪馬台国論争が有りましたが、かなり昔に故人となった高木氏の息子が友人でしたので話をしてくれました。
高木氏は「邪馬台国の秘密」はあくまでも娯楽小説として著したのに、日本の邪馬台国研究の第一人者を標榜する松本氏が歴史学的見地でプライドをかけて論争を仕掛けたという話です。
司馬遼太郎氏も言ってますね。私の小説には個人的な贔屓が有るのは確かですが、あくまでも娯楽小説として読んで欲しいと。
小説は小説、歴史学とは異なります。
森鴎外も他人の小説の中で書かれ、いつの間にかそれが真実とされて独り歩きをしてしまったようです。
余談ですが、海軍では高木兼寛が明治25年に辞任した後脚気患者が増加し、二年後には収まった筈の脚気が突如増加していったそうです。
何故でしょうね。現代なら高木兼寛の脚気が収まったというデーターに改竄が有ったのではないかと疑われてしまいますが。
最後にですが、福沢諭吉と森鴎外。
米をはじめとする農作物の輸入を主張した福沢諭吉、そして食糧を自給するべきだとする森鴎外。
「日本人は低い食料自給率のヤバさをわかってない」←クリック
どちらも開国してまもない、試行錯誤の日本の国を真剣に考えていた人達です。
他国の思想にかぶれて隣国に協力したり日本を売り渡すような思想家とは違いました。
P.S.1
慰安婦問題も「吉田清治」の大嘘から始まりました。
それに浅薄で無責任なジャーナリズムが悪乗りすると民族同士の憎しみ合いにまでなってしまいます。
「吉田調書」記事は取り消し~朝日社長が会見←クリック
これも「曾祖父を訪ねて」の47ページのように、フィクション作家とメデイアの恐ろしさです。
P.S.2
皮肉なもんですね。今の欧米では日本食が健康に良いと認識されています。
日本人の長寿の秘密はそこに有るのだろうと。
森鴎外が言ったとおりになりました。
いままで誰も触れていませんでしたが、民族の遺伝子の違いにも目を向けるべきだと思います。
ビタミンや栄養素の吸収率も民族によって違うのです。これは外国人と暮らしていると良く解ります。
何故アジア人がビタミンB1の吸収が悪かったのかも最新の遺伝子分析によって解明されるかも知れません。
それから日本人は西洋人と比べて悪玉コレステロール値が高く出る傾向が有ります。
そしてですね、日本人は酒に弱い。
確かにそうなでんです。
「アセトアルデヒド」を分解しづらい人がお酒に弱い人、日本人にはそれが多いのです。
1.お酒に弱い体質の人が増えるよう数千年かけて進化してきた。
2.お酒が弱くなった“進化”は、感染症の予防と関係があるとか。
まだ研究段階ですが。
ちょっとこの表をご覧ください。
脚気だけではなく他の感染病も合わせると大変な数に及んだようです。
コレラの死者は脚気よりも深刻でした。
陸軍がその森を世界の最先端の感染学者であったロベルト・コッホに派遣したのも頷けます。
日清戦争(1894年から1895年)の後ですが、スペイン風邪という新型インフルエンザにより、世界で2500万人から4千万人、日本も植民地を除く本土だけで45万人の命が奪われたそうです。
「1918年から20年までの流行で、同時期に戦われた第1次大戦の死者、約1千万人をはるかに上回る大災厄となった。」
第一次世界大戦を終わらせたのは、スペイン風邪だったと言われています。
それとは別に欧州の軍隊の衛生状況は極めて悪く、寄生虫が媒体となる感染症でも兵は戦闘不能に陥っていたようです。
ここに「曾祖父を訪ねて」という本が有ります。
森の曾孫の著によるものですが、もちろん血縁者という事を差し引いても良く書かれています。
「曾祖父を訪ねて」←クリック
47ページをご覧ください。
なんか最近のメデイアによる陰謀論を彷彿とさせます。
推理作家の高木彬光氏と松本清張氏の邪馬台国論争が有りましたが、かなり昔に故人となった高木氏の息子が友人でしたので話をしてくれました。
高木氏は「邪馬台国の秘密」はあくまでも娯楽小説として著したのに、日本の邪馬台国研究の第一人者を標榜する松本氏が歴史学的見地でプライドをかけて論争を仕掛けたという話です。
司馬遼太郎氏も言ってますね。私の小説には個人的な贔屓が有るのは確かですが、あくまでも娯楽小説として読んで欲しいと。
小説は小説、歴史学とは異なります。
森鴎外も他人の小説の中で書かれ、いつの間にかそれが真実とされて独り歩きをしてしまったようです。
余談ですが、海軍では高木兼寛が明治25年に辞任した後脚気患者が増加し、二年後には収まった筈の脚気が突如増加していったそうです。
何故でしょうね。現代なら高木兼寛の脚気が収まったというデーターに改竄が有ったのではないかと疑われてしまいますが。
最後にですが、福沢諭吉と森鴎外。
米をはじめとする農作物の輸入を主張した福沢諭吉、そして食糧を自給するべきだとする森鴎外。
「日本人は低い食料自給率のヤバさをわかってない」←クリック
どちらも開国してまもない、試行錯誤の日本の国を真剣に考えていた人達です。
他国の思想にかぶれて隣国に協力したり日本を売り渡すような思想家とは違いました。
P.S.1
慰安婦問題も「吉田清治」の大嘘から始まりました。
それに浅薄で無責任なジャーナリズムが悪乗りすると民族同士の憎しみ合いにまでなってしまいます。
「吉田調書」記事は取り消し~朝日社長が会見←クリック
これも「曾祖父を訪ねて」の47ページのように、フィクション作家とメデイアの恐ろしさです。
P.S.2
皮肉なもんですね。今の欧米では日本食が健康に良いと認識されています。
日本人の長寿の秘密はそこに有るのだろうと。
森鴎外が言ったとおりになりました。
いままで誰も触れていませんでしたが、民族の遺伝子の違いにも目を向けるべきだと思います。
ビタミンや栄養素の吸収率も民族によって違うのです。これは外国人と暮らしていると良く解ります。
何故アジア人がビタミンB1の吸収が悪かったのかも最新の遺伝子分析によって解明されるかも知れません。
それから日本人は西洋人と比べて悪玉コレステロール値が高く出る傾向が有ります。
そしてですね、日本人は酒に弱い。
確かにそうなでんです。
「アセトアルデヒド」を分解しづらい人がお酒に弱い人、日本人にはそれが多いのです。
1.お酒に弱い体質の人が増えるよう数千年かけて進化してきた。
2.お酒が弱くなった“進化”は、感染症の予防と関係があるとか。
まだ研究段階ですが。
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