freescaleII さんの日記
2022
7月
31
(日)
13:57
本文
無事に戻りました。
帰りの列車の旅も色々ハプニングが有りまして
ICE(超特急)がケルンの駅で止まったまま動かず、結局は運行停止になりました。
さあそれからが大変、フランクフルトで乗り換えのICEに間に合わせないと、家に帰るのが遅くなり、隣の婆ちゃん達に預けてある大事な四つ足の娘を迎えに行くのが遅くなります。
迎えとは言っても隣とのドアひとつ隔てただけですが。
さてICE(超特急)がケルンの駅で止まったまま突然全乗客が降りなければならず、次の列車を探すのに皆さん右往左往してました。
そりゃ私だってフランクフルトで乗り換える予定の列車に間に合わないと、次のICEが2時間後になりますから焦ります。
混乱の原因はフランスではバカンスが7月初めから始まり、8月の末までですので丁度中間で旅行に行く人、帰って来る人達が重なり大混雑になったそうです。
その余波と、踏切事故が重なってしまいました。
そこへアラブ人のオジさんが聞いてくるのです。「この騒ぎはなんですか?」「この列車は空になってしまったけど、いつフランクフルトに発車するんですか?」
とまったくアナウンスを理解してない様子で「他の人に聞いても教えてくれないのですが、今夜の飛行機に乗れないと困るんです」と半ベソで助けて下さいと言ってきました。
「ドイツ語はまったく解らないので英語で聞いても誰も答えてくれないし、本当に困った」と言うのです。
それはですね、皆さん自分の列車の心配と乗り換えの事で他人どころではないからだと説明してあげました。
フランクフルト空港駅は私も通過するから一緒に付いて来るようにと...
あの顔の事を言うのでしょうね、地獄で仏に会ったとは。
このカタールから来た人は、兄弟がその娘の人工関節の手術でアーヘンに滞在しており、お見舞いに来たのだそうです。
アーヘンには良い病院が有り、手術を受けるためにリッチなアラブ人の患者が沢山やってきます。
最近のカタールの様子はどうと聞いたら、やはり時代がかわり核家族化が進み、昔ながらの家長制度が廃れつつ有るそうです。
若い女の子も西側の流行を追いかけ、困ったもんだと嘆いてました。
国は砂漠だらけでも、昔のようなベドウインは見かけなくなって来たそうです。そのベドウインも街に出て仕事に就くようになってからは町に住み、もうラクダを連れて砂漠をさまようのは昔の話だそうです。
さてプロローグが長くなりましたが、治験の件です。
結論から先に書きますが、目的はCOVIVIT-19後の一般医薬品の不足が問題化されていますが、ジェネリック開発の為の治験です。
ところが世界的に治験参加者が少なくて困っているのですね。
日本でも国産ワクチン開発が同じように、いや更に深刻で、治験が予定したようには進まずコケていますね。
日本ではなんと「超高額報酬が用意されている「治験ボランティア」バイト」とか言われているそうですが。
https://osusume-baito.com/baito-joho/330/
昔山谷のドヤ街で失業者が売血をしていたのが問題となり、その後買血は禁止になったのを思いだしました。
EUでは倫理上の理由により高額で治験者を求めるのは禁止されています。
私の場合は交通費と宿泊費は実費、そして「報酬」とは言わず、補償と呼んでいます。
あくまでもボランタリーが基本だという事でしょうね。
入院して治験をおこなうと 、円にして一晩7,219.78円が補償金として支払われます。
片道7時間以上もかけてもそれですから、参加者が見つからないのも無理はないですね。外で二回食事が出来る程度かな。
割が合わないでしょう。おまけに一日に5回くらい血液採取されたり.... 涙
さてここで結果ですが、機密保持義務が有りますので、それに触れない程度に端折ります。
ある臓器の大きさが今回の治験グループの上限を僅かに超えているので今回はパス。しかし、このまま登録しておいて次にピッタリの治験が出たときにもう一度精密検査だそうです。
でも肥大とかの疾患ではないとの事、生まれつきそれが大きめなんだそうです。
臓器ですか?
....チャウヽ(≧ω≦*=*≧ω≦)ノチャウ..生殖器ではない!
薬物が体内に入ると真っ先にそれを処理する臓器です。
超音波を使った測定器で、外からその臓器の大きさを測るのですが、凄いですね。
こうやって莫大な費用と時間をかけても治験を通過するのは9件に一回程度だそうです。
薬品の開発って、我々の見えないところで、とてつもないプロセスが行われているのですね。
ブリュッセルは懐かしい街です。50年前にここで皿洗いをやってました
世界でもっとも美しい広場と言われるグラン・ブラス。仕事の合間に、ここでよくビールを飲みました。
小便小僧の本家、これも有名ですね。
懐かしいMIDI駅、半世紀経ってすっかり変わってしまいました。
駅で食べたスパゲッテイ・ミートソース、なんと紙カップで
となりのオバちゃん達にドッグ・シッターのお礼にとベルギー名物の生チョコを。
┐(‘~`;)┌ ツカレマシタ~
帰りの列車の旅も色々ハプニングが有りまして
ICE(超特急)がケルンの駅で止まったまま動かず、結局は運行停止になりました。
さあそれからが大変、フランクフルトで乗り換えのICEに間に合わせないと、家に帰るのが遅くなり、隣の婆ちゃん達に預けてある大事な四つ足の娘を迎えに行くのが遅くなります。
迎えとは言っても隣とのドアひとつ隔てただけですが。
さてICE(超特急)がケルンの駅で止まったまま突然全乗客が降りなければならず、次の列車を探すのに皆さん右往左往してました。
そりゃ私だってフランクフルトで乗り換える予定の列車に間に合わないと、次のICEが2時間後になりますから焦ります。
混乱の原因はフランスではバカンスが7月初めから始まり、8月の末までですので丁度中間で旅行に行く人、帰って来る人達が重なり大混雑になったそうです。
その余波と、踏切事故が重なってしまいました。
そこへアラブ人のオジさんが聞いてくるのです。「この騒ぎはなんですか?」「この列車は空になってしまったけど、いつフランクフルトに発車するんですか?」
とまったくアナウンスを理解してない様子で「他の人に聞いても教えてくれないのですが、今夜の飛行機に乗れないと困るんです」と半ベソで助けて下さいと言ってきました。
「ドイツ語はまったく解らないので英語で聞いても誰も答えてくれないし、本当に困った」と言うのです。
それはですね、皆さん自分の列車の心配と乗り換えの事で他人どころではないからだと説明してあげました。
フランクフルト空港駅は私も通過するから一緒に付いて来るようにと...
あの顔の事を言うのでしょうね、地獄で仏に会ったとは。
このカタールから来た人は、兄弟がその娘の人工関節の手術でアーヘンに滞在しており、お見舞いに来たのだそうです。
アーヘンには良い病院が有り、手術を受けるためにリッチなアラブ人の患者が沢山やってきます。
最近のカタールの様子はどうと聞いたら、やはり時代がかわり核家族化が進み、昔ながらの家長制度が廃れつつ有るそうです。
若い女の子も西側の流行を追いかけ、困ったもんだと嘆いてました。
国は砂漠だらけでも、昔のようなベドウインは見かけなくなって来たそうです。そのベドウインも街に出て仕事に就くようになってからは町に住み、もうラクダを連れて砂漠をさまようのは昔の話だそうです。
さてプロローグが長くなりましたが、治験の件です。
結論から先に書きますが、目的はCOVIVIT-19後の一般医薬品の不足が問題化されていますが、ジェネリック開発の為の治験です。
ところが世界的に治験参加者が少なくて困っているのですね。
日本でも国産ワクチン開発が同じように、いや更に深刻で、治験が予定したようには進まずコケていますね。
日本ではなんと「超高額報酬が用意されている「治験ボランティア」バイト」とか言われているそうですが。
https://osusume-baito.com/baito-joho/330/
昔山谷のドヤ街で失業者が売血をしていたのが問題となり、その後買血は禁止になったのを思いだしました。
EUでは倫理上の理由により高額で治験者を求めるのは禁止されています。
私の場合は交通費と宿泊費は実費、そして「報酬」とは言わず、補償と呼んでいます。
あくまでもボランタリーが基本だという事でしょうね。
入院して治験をおこなうと 、円にして一晩7,219.78円が補償金として支払われます。
片道7時間以上もかけてもそれですから、参加者が見つからないのも無理はないですね。外で二回食事が出来る程度かな。
割が合わないでしょう。おまけに一日に5回くらい血液採取されたり.... 涙
さてここで結果ですが、機密保持義務が有りますので、それに触れない程度に端折ります。
ある臓器の大きさが今回の治験グループの上限を僅かに超えているので今回はパス。しかし、このまま登録しておいて次にピッタリの治験が出たときにもう一度精密検査だそうです。
でも肥大とかの疾患ではないとの事、生まれつきそれが大きめなんだそうです。
臓器ですか?
....チャウヽ(≧ω≦*=*≧ω≦)ノチャウ..生殖器ではない!
薬物が体内に入ると真っ先にそれを処理する臓器です。
超音波を使った測定器で、外からその臓器の大きさを測るのですが、凄いですね。
こうやって莫大な費用と時間をかけても治験を通過するのは9件に一回程度だそうです。
薬品の開発って、我々の見えないところで、とてつもないプロセスが行われているのですね。
ブリュッセルは懐かしい街です。50年前にここで皿洗いをやってました
世界でもっとも美しい広場と言われるグラン・ブラス。仕事の合間に、ここでよくビールを飲みました。
小便小僧の本家、これも有名ですね。
懐かしいMIDI駅、半世紀経ってすっかり変わってしまいました。
駅で食べたスパゲッテイ・ミートソース、なんと紙カップで
となりのオバちゃん達にドッグ・シッターのお礼にとベルギー名物の生チョコを。
┐(‘~`;)┌ ツカレマシタ~
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