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歴史が逆回転？？　アメリカの最高裁で、当時のトランプ大統領が、任命した最高裁の判事が３名になり、９名の最高裁判事の内６名が保守派になった。それでNY州の銃規制が違憲と判決され、女性の中絶手術の権利は憲法違反だとされ、歴史が逆回転されている。アメリカのほぼ半数は共和党、トランプ党支持。アメリカは大きな保守的な宗教国家。ボストン、ニューヨーク、サンフラン、LAのような「北部」の東海岸、西海岸のリベラルなエリアとちがって、地方は、日曜はかならず礼拝に行き、御近所付き合いも強固で、信仰というより親交に近いかも。ほぼ半分が大きな村社会、宗教国家。
日本も封建時代の残存もある村社会。その政治母体は、町会、商工会議所や農協を介してのつながり、「保守」の政治家。自民党と宗教団体とのつながりは深い。７月１日の「本音のコラム」がよく示している：
「頑迷という害毒」ｂｙ　北丸雄二（ジャーナリスト）
６月１３日（また、あの）ホテル・ニューオータニ宴会場で自民党議員約２６０人などが所属する「神道政治連盟国会議員懇談会」が盛大に開催された。新政連は日本会議と同じく自民党の政権運営に強い影響力を行使し、議連会長は（また、あの）安倍晋三氏。出席した自民党議員のブログは、安倍会長の挨拶のあと議事が進み、「誤った選択的夫婦別姓や性的少数者理解増進の法制議論があるが、家族のありかたや社会生活への影響から慎重な対応を求める意見があった」などと記す。
この会で弘前学院大学教授の講演録の抜粋「同性愛と同性婚の真相を知る」なる冊子が配布された、とライターの松岡宗嗣さんが記事にした。抜粋は、同性愛は「後天的な精神の障害、依存症」で「回復治療や信仰で変化」し「同性愛や性同一性障害から脱した多くの元LGBTの人たちがいる」「自殺率が高いのは差別が原因でなくLGBTの人自身の悩みが自殺につながる」云々、現在では完全否定ばかりか害悪とされるトンデモ御託を実しやかに並べる。
まさか同議連所属の自民党議員全員がこれを信じているとは思わないが（信じていたら終わりだ）そういえば自民党内で昨年頓挫した「LGBT理解増進法」案もまさにこうした”迷信”が強固な反対の背景だった。保守は頑迷とは違う。一事が万事。参院選はその判断も問う。
＜引用以上＞
日本の自民党は、まるでトランプ党と似たようなものか？プーチン支持派と変わらない？アメリカは一票差以上でトランプが再び政権をとれば、もっと歴史回帰になるのか？日本も自民党の改憲案だと戦前のようになりそうだし。歴史が逆回転か？そういえば、ナチスも障害者や同性愛者を弾圧したよね。