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今日は従兄弟を市内の河川遊覧ボートに乗せてあげるつもりでしたが、満員で予約無しでは乗れませんでした。

そこで公園を散歩した後、南墓地を歩きました。



これは私が撮った写真では有りませんが、右端の方の塔が諸国民戦争の犠牲者への慰霊塔です。

欧州最大の戦争で一週間に6万の戦死者が出たところです。
結局ナポレオン軍は敗退しました。

中央の大きな建物は葬儀場として使われるチャペルと後方に有るのは火葬場です。

大変古い歴史の墓地で、あのバッハさんの遺骨もここで発見されました。

この墓地にはファッシズムにより殺されたとする墓が沢山有り、墓石には"殺された"と明記されて有ります。ほとんどが1945から少し前に起きたことです。

その後近くに有る国家保安局（Stasi）の刑場跡を見せました。
主に政治犯がマルクス主義的社会主義国家建設の敵として "erzieherischen Gründen"つまり教育的理由で処刑されました。
1960年代の終わりまでギロチンにより、その後は後頭部を撃ち抜いて処刑しました。
最低でも61人以上に対して執行されました。

内部は一年に一回程希望者への一般公開が有りますがその日以外は閉ざされています。





この動画の中には当時の死刑執行人に対するインタビューも残っています。

従兄弟はその現実にとても衝撃を受けていました。

マルキシストもファッシストも人道的犯罪という、やってることは同じです。