ひろひろ48 さんの日記
2022
6月
9
(木)
12:41
本文
正規社員、非正規社員の大きな格差、ボーナス、社会保障、退職金など生涯賃金の格差を考えると、欧米の状況も考えると、同一労働同一賃金は当然だよね。逆に、労働がちがっていれば、賃金が違っていても問題ないよね、、と資本側の言い分を認めてしまうことになる。
一時期、女性差別で、女性も「日本の男並みに」働けばいいと、そんな男性側からも女性側からも意見があった。女性の中には、結婚も、ほかにしたいこともあきらめ、深夜残業も、「日本の男性並みに」働き、キャリアウーマンと持ち上げられ、中間管理職にはなれたけど、なかなかその上にはなれないのが現実。生理のこともあって、個人差はあるけど、それを我慢し「男並みに」働かないと、「出世」できないのも現実(組織の上にいかないと、できないこともあるのは確かだけど、そんな価値観、人生観でいいのか?)
SDGsを知らない人は、もうあまりいないかな。LGBTQを知らないひとも、少ないかな。同性を好きにしかなれないLG,どちらも好きになってしまうBは、個人のこととして、受け入れられやすいかもしれない。しかし、T、「性同一性障害」で性転換になると、両方の性から許容できないとの意見もある。性差、体力などの違いが大きな意味をもつスポーツの世界で大きな反発があるみたいだ。公共でのトイレなどの使用にも嫌がる人もいる。小さなカフェなどは、スペースの関係で女性専用と男女共用のトイレがあるところが多い。逆に、スペースが十分あるがためにデパートとかホテルとか学校などでは完全に男性用と女性用で別れている。すこしは改善されているのか。。
東京新聞の夕刊のコラム「大波小波」で、議論がなされたので、紹介したい。
5月25日「発禁作家」とは?by 高利貸
笙野頼の最新作品集が刊行された。「笙野頼子発禁小説集」というタイトルに驚かされる。版元は鳥影社。ころも笙野とはこれまで縁のなかった出版社だ。読んでみて、ようやく事態の困難さを知った。
このところ笙野は、法務省も推進に取り組んでいる「性自認(性同一性)」保護の趨勢に対して、断固反対の論陣を張ってきた。争点を端的にいうと、男に生まれたが女であることを「自認」した人物が、女子トイレや銭湯の女風呂に入ることを許すのか、とう議論になる。「自認」によって性別が左右されるのであれば、本来の「女」の権利は消されてしまう、というのが笙野の論だ。しかし、笙野の主張は短絡的には性的少数者ヘイトと同一視されてしまう。その結果、自分は長年付き合ってきた講談社から掲載も出版も止められ「発禁作家」になったというのである。
性の多様性を認めるなら、主張の多様性もあってしかるべきだ。長編が没となり生活難から質屋に通った経験を描いた「質屋7回ワクチン2回」など最近の傑作だと思う。西村賢太亡きあと、こんな赤裸々な私小説を書けるのは笙野しかいない。難病と窮乏を抱えた野間賞受賞作家に出口はあるのだろうか。
<引用以上>
この投稿に対する意見が出ているので、それも紹介する。
6月2「差別的言説の養護に疑問」by 完済者
5月25日付「高利貸」氏による本欄を読んだ。トランスジェンダー(以下T)に関する笙野頼子の差別的言説を「主張の多様性」と擁護する論調に疑問を抱かざるを得ない。
氏には、生まれた瞬間からあ数百万の借金を背負う人生を想像してほしい。生まれつき性別違和に苦しみ、性自認(性同一性)に合致した性別で生きるために精神科に通院し、ホルモンを投与、違和感が大きい場合は性別適合手術を受ける。それがTだ。自己負担で数百万円かかる。
今、世界中のTは差別の嵐に見舞われ、SNSは特にひどい。先月の米テキサス州での乱射事件でさえ犯人はTというデマが拡散された。差別の発端はトランプ政権下で活発化した保守・宗教右派とされる。LGBT排除を狙う彼らが付けたのは数が少なく勢力が弱いTで、LGBからTを切り離し、Tの権利は女性の権利を害すると吹聴(そこでトイレやお風呂の話を喧伝)するのが彼らの戦略とう。奏功し、米英から世界中に広まったのだ。
笙野の言説は新味もなく、彼らの戦略をなぞっているだけ。彼女への批判を「短絡的」とした氏は、前述の社会的背景知っているのか。「木を見て森を見ず」に擁護した氏こそ短絡的と思うがいかが。
<引用以上>
ほとんどの動物は、胎児のころに性別がほぼ確定する。ところが人間は、外見の部分は胎児のときの母体の状況でのホルモンシャワーでほぼ決まるが、例外もある。このころに母体が戦争など精神的に大きな影響があると、十分なホルモンシャワーが不十分で、「男性」になれないことがある。基本形が女性だから。それから成長期に大きく2回のホルモンシャワーがあり、一番大きなのは10-16歳ころの思春期で、外見が大きく変わる。
高利貸氏のいう「本来の女の権利」ってなんだろう?差別を解消するための行動にたいする反対の論陣って?しかも、差別を許さず解消しようとする出版社から拒否されたのは当然であり、他から出版できたのだから「発禁」ですらない。なんかね、、前回の性差別の議論と似たような。。
一時期、女性差別で、女性も「日本の男並みに」働けばいいと、そんな男性側からも女性側からも意見があった。女性の中には、結婚も、ほかにしたいこともあきらめ、深夜残業も、「日本の男性並みに」働き、キャリアウーマンと持ち上げられ、中間管理職にはなれたけど、なかなかその上にはなれないのが現実。生理のこともあって、個人差はあるけど、それを我慢し「男並みに」働かないと、「出世」できないのも現実(組織の上にいかないと、できないこともあるのは確かだけど、そんな価値観、人生観でいいのか?)
SDGsを知らない人は、もうあまりいないかな。LGBTQを知らないひとも、少ないかな。同性を好きにしかなれないLG,どちらも好きになってしまうBは、個人のこととして、受け入れられやすいかもしれない。しかし、T、「性同一性障害」で性転換になると、両方の性から許容できないとの意見もある。性差、体力などの違いが大きな意味をもつスポーツの世界で大きな反発があるみたいだ。公共でのトイレなどの使用にも嫌がる人もいる。小さなカフェなどは、スペースの関係で女性専用と男女共用のトイレがあるところが多い。逆に、スペースが十分あるがためにデパートとかホテルとか学校などでは完全に男性用と女性用で別れている。すこしは改善されているのか。。
東京新聞の夕刊のコラム「大波小波」で、議論がなされたので、紹介したい。
5月25日「発禁作家」とは?by 高利貸
笙野頼の最新作品集が刊行された。「笙野頼子発禁小説集」というタイトルに驚かされる。版元は鳥影社。ころも笙野とはこれまで縁のなかった出版社だ。読んでみて、ようやく事態の困難さを知った。
このところ笙野は、法務省も推進に取り組んでいる「性自認(性同一性)」保護の趨勢に対して、断固反対の論陣を張ってきた。争点を端的にいうと、男に生まれたが女であることを「自認」した人物が、女子トイレや銭湯の女風呂に入ることを許すのか、とう議論になる。「自認」によって性別が左右されるのであれば、本来の「女」の権利は消されてしまう、というのが笙野の論だ。しかし、笙野の主張は短絡的には性的少数者ヘイトと同一視されてしまう。その結果、自分は長年付き合ってきた講談社から掲載も出版も止められ「発禁作家」になったというのである。
性の多様性を認めるなら、主張の多様性もあってしかるべきだ。長編が没となり生活難から質屋に通った経験を描いた「質屋7回ワクチン2回」など最近の傑作だと思う。西村賢太亡きあと、こんな赤裸々な私小説を書けるのは笙野しかいない。難病と窮乏を抱えた野間賞受賞作家に出口はあるのだろうか。
<引用以上>
この投稿に対する意見が出ているので、それも紹介する。
6月2「差別的言説の養護に疑問」by 完済者
5月25日付「高利貸」氏による本欄を読んだ。トランスジェンダー(以下T)に関する笙野頼子の差別的言説を「主張の多様性」と擁護する論調に疑問を抱かざるを得ない。
氏には、生まれた瞬間からあ数百万の借金を背負う人生を想像してほしい。生まれつき性別違和に苦しみ、性自認(性同一性)に合致した性別で生きるために精神科に通院し、ホルモンを投与、違和感が大きい場合は性別適合手術を受ける。それがTだ。自己負担で数百万円かかる。
今、世界中のTは差別の嵐に見舞われ、SNSは特にひどい。先月の米テキサス州での乱射事件でさえ犯人はTというデマが拡散された。差別の発端はトランプ政権下で活発化した保守・宗教右派とされる。LGBT排除を狙う彼らが付けたのは数が少なく勢力が弱いTで、LGBからTを切り離し、Tの権利は女性の権利を害すると吹聴(そこでトイレやお風呂の話を喧伝)するのが彼らの戦略とう。奏功し、米英から世界中に広まったのだ。
笙野の言説は新味もなく、彼らの戦略をなぞっているだけ。彼女への批判を「短絡的」とした氏は、前述の社会的背景知っているのか。「木を見て森を見ず」に擁護した氏こそ短絡的と思うがいかが。
<引用以上>
ほとんどの動物は、胎児のころに性別がほぼ確定する。ところが人間は、外見の部分は胎児のときの母体の状況でのホルモンシャワーでほぼ決まるが、例外もある。このころに母体が戦争など精神的に大きな影響があると、十分なホルモンシャワーが不十分で、「男性」になれないことがある。基本形が女性だから。それから成長期に大きく2回のホルモンシャワーがあり、一番大きなのは10-16歳ころの思春期で、外見が大きく変わる。
高利貸氏のいう「本来の女の権利」ってなんだろう?差別を解消するための行動にたいする反対の論陣って?しかも、差別を許さず解消しようとする出版社から拒否されたのは当然であり、他から出版できたのだから「発禁」ですらない。なんかね、、前回の性差別の議論と似たような。。
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