freescaleII さんの日記
2022
6月
6
(月)
07:33
本文
若い頃、ラジヲ少年だった私の恋心が一番強くうずいたのはこの映画のScarborough Fairのシーンからでした。
念願だったサイモンとガーファンクルもコロナの流行り始めた前の年に、別々ではあったもののついにライプツイヒ・コンサートを聴きに行くことが出来ました。
二人とも今はこんな爺ちゃんになってしまいました。
世界の歴史の裏には女有りとよく言われますが。
私もご多分に漏れず、それがドイツ永住の理由になってしまいました。
若者の間では左向け左の息苦しい時代の日本を離れ、1年4か月程欧州中東で放浪を続けイスラエルで出会ったのがドイツ人の女の子でした。
やがて戦争が終わり、クリスマス前にようやく飛行機が飛ぶことになり、とりあえず彼女の実家でクリスマスを過ごし、気が滅入るように陰鬱な壁に囲まれたベルリンに一緒に住みました。
同時にアメリカ人の子からアメリカへ一緒に来ないかと言われましたが、ドイツ人の方がブロンド美人だったのと欧州の歴史と文化に興味が有ったのでアメリカは断りました。 これが大きな人生の分かれ道であったのだと思っています。
ユダヤ系アメリカ人、リッチな家庭ですからそれはそれで別の人生が開けたかも知れません。
その後日本に一時帰国しましたが、又渡欧すると日本の母親に言いましたら烈火のごとく怒りました。半年の約束を反故にして、又親を置いてゆくのかと....
でも本音は寂しいからだったそうで、後に姉が言ってました。
仕方が無いよね、自分で決めた私の人生だから。
その後彼女とは別れたものの、彼女の家族とは本当の親兄弟のように今でも交流が続いています。
ドイツの母親が亡くなるときに死のベッドでいつになったら私が着くのかと何度も聞いていたそうです。このことは以前にも書きましたね。
おかげ様で彼女の意識がはっきりしているときに会うことが出来、そして2,3日後に息を引き取りました。
もう向こうの世界へ行こうとしていたのを、私の顔が見たいと最後まで気丈に頑張っていたのでしょうね。彼女を苦しめてしまったのかも知れません。
本題の恋心ですが、今でも現役を続けています。おそらく灰になるまででしょう。
でもさすがに若い頃のような燃えるような恋心は薄れましたね。
もっと、なんていうかあまり情念的では無くなり、あっさりとした、理性的な恋になってきました。その代わり長続きするようにもなって来ました。
この歳になってようやく大人の恋を理解したのかも知れません。
恋とは二人でするもの。お互いの思いやりが大切ですね。
念願だったサイモンとガーファンクルもコロナの流行り始めた前の年に、別々ではあったもののついにライプツイヒ・コンサートを聴きに行くことが出来ました。
二人とも今はこんな爺ちゃんになってしまいました。
世界の歴史の裏には女有りとよく言われますが。
私もご多分に漏れず、それがドイツ永住の理由になってしまいました。
若者の間では左向け左の息苦しい時代の日本を離れ、1年4か月程欧州中東で放浪を続けイスラエルで出会ったのがドイツ人の女の子でした。
やがて戦争が終わり、クリスマス前にようやく飛行機が飛ぶことになり、とりあえず彼女の実家でクリスマスを過ごし、気が滅入るように陰鬱な壁に囲まれたベルリンに一緒に住みました。
同時にアメリカ人の子からアメリカへ一緒に来ないかと言われましたが、ドイツ人の方がブロンド美人だったのと欧州の歴史と文化に興味が有ったのでアメリカは断りました。 これが大きな人生の分かれ道であったのだと思っています。
ユダヤ系アメリカ人、リッチな家庭ですからそれはそれで別の人生が開けたかも知れません。
その後日本に一時帰国しましたが、又渡欧すると日本の母親に言いましたら烈火のごとく怒りました。半年の約束を反故にして、又親を置いてゆくのかと....
でも本音は寂しいからだったそうで、後に姉が言ってました。
仕方が無いよね、自分で決めた私の人生だから。
その後彼女とは別れたものの、彼女の家族とは本当の親兄弟のように今でも交流が続いています。
ドイツの母親が亡くなるときに死のベッドでいつになったら私が着くのかと何度も聞いていたそうです。このことは以前にも書きましたね。
おかげ様で彼女の意識がはっきりしているときに会うことが出来、そして2,3日後に息を引き取りました。
もう向こうの世界へ行こうとしていたのを、私の顔が見たいと最後まで気丈に頑張っていたのでしょうね。彼女を苦しめてしまったのかも知れません。
本題の恋心ですが、今でも現役を続けています。おそらく灰になるまででしょう。
でもさすがに若い頃のような燃えるような恋心は薄れましたね。
もっと、なんていうかあまり情念的では無くなり、あっさりとした、理性的な恋になってきました。その代わり長続きするようにもなって来ました。
この歳になってようやく大人の恋を理解したのかも知れません。
恋とは二人でするもの。お互いの思いやりが大切ですね。
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