ひろひろ48 さんの日記
2022
5月
21
(土)
16:06
本文
4月のはじめに、ここに書いた「清く貧しく美しく」の続きになります。同じ日の新聞に掲載されたものです。
希望をくれた「心の声」:ノートにパートナーからDV:書き起こしの女性、体験重ね
都内の公園で死亡したホームレス女性「小山さん」が残した30冊以上のノート。そこには、同じ公園で野宿していたパートナーの男性から暴力を受けていたことも書かれていた。
「私と同じ。人ごととは思えない」。ノートの書き起こし活動に参加するマサコさんは自らのDV(パートナーからの暴力)体験を重ねる。マサコさんは現在、DV被害者の支援活動をしている。
当時の夫からは物をぶつけられ、怒鳴られた。びくびくと顔色をうかがうしかなかった。「頭痛や吐き気が続き、能面のように表情がなくなった」。
70代のマサコさんが、家を飛び出したのは2000年ごろ。二つのかばんに生活用具を詰め、民間団体が運営するアパートに身を寄せた。小山さんが都内の公園にたどりついたのとほぼ同じ時期。「小山さんも元の場所では生きられず、全てを置いてたどりついたのでは」と想像する。
暴力を受けても、小山さんは「私は私でありたい」とノートに思いを書き続けた。「自分を失わず「いま、ここに」喜びを見つける生き方に心が揺すぶられた」
文章を書き起こした女性たちは出版を目指している。マサコさんは訴える。
「経済的、社会的に立場が弱くなりがちな女性は、支配される側に置かれやすい。それでも小山さんのように心の声をキャッチできれば、自分を守れる。ノートを読んだ人が、暴力によって奪われた安心、自由、自信を取り戻し、希望を持って生きてほしい」(記事:中村真暁)
<引用以上>
人は、群れをつくり、社会を作ってきたから、支え合い、言葉をつくり、ネアンデルタールのように絶滅せず、いま地球環境を破壊するまでになってしまった。集団が利害をめぐり対立すること、自分の血縁を残し、増やすこと、農耕が発展し、貯えられる富ができたことなどから、力のある男が集団を支配し、集団の抗争に有利となった。いまもその名残か、戦争を起こすのは男。男同士の争いに変えなかった男は、より弱い者に暴力を。
同時に人類は脳を発達させ、より深く考えられるようになった。力でなく、知恵と心で支え合う世界をつくれるのは、女性だと思う。
希望をくれた「心の声」:ノートにパートナーからDV:書き起こしの女性、体験重ね
都内の公園で死亡したホームレス女性「小山さん」が残した30冊以上のノート。そこには、同じ公園で野宿していたパートナーの男性から暴力を受けていたことも書かれていた。
「私と同じ。人ごととは思えない」。ノートの書き起こし活動に参加するマサコさんは自らのDV(パートナーからの暴力)体験を重ねる。マサコさんは現在、DV被害者の支援活動をしている。
当時の夫からは物をぶつけられ、怒鳴られた。びくびくと顔色をうかがうしかなかった。「頭痛や吐き気が続き、能面のように表情がなくなった」。
70代のマサコさんが、家を飛び出したのは2000年ごろ。二つのかばんに生活用具を詰め、民間団体が運営するアパートに身を寄せた。小山さんが都内の公園にたどりついたのとほぼ同じ時期。「小山さんも元の場所では生きられず、全てを置いてたどりついたのでは」と想像する。
暴力を受けても、小山さんは「私は私でありたい」とノートに思いを書き続けた。「自分を失わず「いま、ここに」喜びを見つける生き方に心が揺すぶられた」
文章を書き起こした女性たちは出版を目指している。マサコさんは訴える。
「経済的、社会的に立場が弱くなりがちな女性は、支配される側に置かれやすい。それでも小山さんのように心の声をキャッチできれば、自分を守れる。ノートを読んだ人が、暴力によって奪われた安心、自由、自信を取り戻し、希望を持って生きてほしい」(記事:中村真暁)
<引用以上>
人は、群れをつくり、社会を作ってきたから、支え合い、言葉をつくり、ネアンデルタールのように絶滅せず、いま地球環境を破壊するまでになってしまった。集団が利害をめぐり対立すること、自分の血縁を残し、増やすこと、農耕が発展し、貯えられる富ができたことなどから、力のある男が集団を支配し、集団の抗争に有利となった。いまもその名残か、戦争を起こすのは男。男同士の争いに変えなかった男は、より弱い者に暴力を。
同時に人類は脳を発達させ、より深く考えられるようになった。力でなく、知恵と心で支え合う世界をつくれるのは、女性だと思う。
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