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先週末は素晴らしい天気になり、近く(車で40分程）のところにある　Hubertusburg　へ行ってきました。


この館は元々狩猟用の厩舎だったのがアウグストス選帝侯の狩猟用の館になりました。
選帝侯はここザクセンの王で有ったと同時にポーランドの国王でも有りました。


狩猟用の館としては欧州最大となります。


昔ここには300頭の狩猟用の馬と、250頭の猟犬が飼われていたそうです。
馬と言ってもそんじょそこらの馬でなく、名馬ばかりで車に例えるならフェラーリやポルシェのような価値が有ったそうです。

広大な敷地と森なので、猟犬は狩りの途中で交代する必要が有ったそうです。


これは現在の姿です。



宝物は、ザクセンがプロシャを攻めて向こうの宮殿を襲い、そこの宝物を略奪しました。

その仕返しに、今度はプロシャがザクセンに攻めた時にこの館の宝物は根こそぎ略奪されたのだそうです。ただ一つ残ったのは中の教会だけで、そこだけは荒らされなかったのだそうです。


森の端からこの館の入り口の道は真っ直線で、その距離は14kmも有ったそうです。

略奪と言えばロシア軍兵士はいまだにこのような中世の戦争観のまんまなんですね。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB131EX0T10C22A5000000/

追記:

近くの池（湖）には白鳥が一杯、まだ北へ帰らないのかな。