ひろひろ48 さんの日記
2022
5月
18
(水)
09:53
本文
男女の出会い、恋、結婚、出産育児、人によっては離婚も、、人生いろいろ、男もいろいろ、女もいろいろ。
それでも、前向いて生きていくのがいい。
ぼくみたいなダメ男には、無理だが、「理想的な夫婦」だろうか、先日の新聞の投稿コラム「あけくれ」から:
「俺でよかった?」by 栄隅 真人司(89才)さいたま市
今年の桜を見ずして妻は逝った。
「ふたりの道は短い。ひとりの道は長い」という、あるオモニの言葉、ご存じか?
60回目の結婚杵日の朝、自宅が焼けた。軌道をやけどした妻は、緊急搬送された。「何かおいしいもの食べにいこう」という前夜の約束がほごになった。
二ヶ月後に退院したが、心と体が元に戻ることはなく、自宅での老老介護の3年が過ぎた。年が明けて「来年米寿」の誕生日を祝い、お彼岸を迎え、日々花の便りがにぎわう中、妻は静かに「ふたりの道」のゴールテープを切った。
晩年m:けんかの種は「どちらが先に死ぬか」。自称「無駄に長生きしているニート爺」には、ひとりの道のゴールも見えている。
ひとつの言葉が私の時間をゆっくり巻き戻す。歌人、永田和弘さんの「訊くことはつひになかつた ほんたうに俺でよかつたのかと 訊けなかつたのだ」。
別れの時、私も妻に言えたのは一言、「ありがとう」だけだった。
<引用以上>
淡々とした、飾りや無駄のなく、選ばれたことばで、想いを綴っている。人生の最終章を淡々と見つめるすがすがしさか?こんな風に、連れ合いを想い、語れるのは、すごい。晩年のけんかの種が、ある意味ほほえましい。ぼくにはできない。
それでも、前向いて生きていくのがいい。
ぼくみたいなダメ男には、無理だが、「理想的な夫婦」だろうか、先日の新聞の投稿コラム「あけくれ」から:
「俺でよかった?」by 栄隅 真人司(89才)さいたま市
今年の桜を見ずして妻は逝った。
「ふたりの道は短い。ひとりの道は長い」という、あるオモニの言葉、ご存じか?
60回目の結婚杵日の朝、自宅が焼けた。軌道をやけどした妻は、緊急搬送された。「何かおいしいもの食べにいこう」という前夜の約束がほごになった。
二ヶ月後に退院したが、心と体が元に戻ることはなく、自宅での老老介護の3年が過ぎた。年が明けて「来年米寿」の誕生日を祝い、お彼岸を迎え、日々花の便りがにぎわう中、妻は静かに「ふたりの道」のゴールテープを切った。
晩年m:けんかの種は「どちらが先に死ぬか」。自称「無駄に長生きしているニート爺」には、ひとりの道のゴールも見えている。
ひとつの言葉が私の時間をゆっくり巻き戻す。歌人、永田和弘さんの「訊くことはつひになかつた ほんたうに俺でよかつたのかと 訊けなかつたのだ」。
別れの時、私も妻に言えたのは一言、「ありがとう」だけだった。
<引用以上>
淡々とした、飾りや無駄のなく、選ばれたことばで、想いを綴っている。人生の最終章を淡々と見つめるすがすがしさか?こんな風に、連れ合いを想い、語れるのは、すごい。晩年のけんかの種が、ある意味ほほえましい。ぼくにはできない。
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