takasi さんの日記
2022
4月
25
(月)
12:24
本文
motor yacht
北海道での観光船事故は痛ましい。
海水温も低い海域ではなかなか難しいだろうと思うが、早くみんな見つかることを祈っている。
動画見てたら何気なく出てきたのは売り中の中古モーターヨットを紹介するものだった。古いがメンテナンスもされて、雰囲気のいい船だ。

30半ば、仕事辞めて小船を買い帆を上げて黒潮の中を航海した。その後もレース参加だと荒れる海も出て山ほどある海も経験した。CAPBRETONの港入り口の様なまるで洗濯機の中かと思う海域ではバラスト付け根辺りまで持ち上げられる事もあった。あの時はさすが長年ヨット乗り続けていた先輩セーラーもライフジャケットを着て、ドグハウス入り口には差し板入れスライドハッチを締めた。
南太平洋の島々もクルージングした、夕方デッキに吹く爽やかな風の中で飲む地元のビールは、日頃酒を飲まない私でも美味いと感じられ、真っ青な空に湧く真っ白い積乱雲や刻々と変わる海と空の色、現地の人々の歌には感動を覚えた。
セーリングクルーザーも良いが家族は嫌がる、この際何もかも売っぱらってこんなモーターヨットで余生楽しむのも有りかなと、ふと思った。
しかし、この荒れる海域でどうする?穏やかな時で奄美まで36時間、小笠原まで50時間。
仮に家族誘ってクルージングしても船酔いで断られる、行ったところで一度か2度。
いっそイタリアでも持って行き、向こうのチャーター会社に貸して、年に一回家族や友人と美しいアドリア海を巡るのは有りか?
自分が使わない時、有効利用して貰い多くの人が航海楽しみ、クルーズ会社が儲ければそうれはそれで良いと思う。
自分は年に一回、そこをベースにスカラやフェニーチェで本物の「トスカ」や「椿姫」を観るのも良いし、ベネチアでビバルディやコレッリのバイオリンコンチェルトを聞くのも楽しいだろうと思う。
がっ、いくら好きでもそれも何回かすれば飽きる。何より乾いた風が吹くデッキで美味いパスタ食っても所詮胴長短足の日本人、ワイン飲んでパスタ食ったところで様にはならないし飽きる。
だからと言って硬水で作った味噌汁を乾いた風の中で啜ったところでやっぱり違うなあと思う。
一方少し前からヤフオクに古いwood yachtが売りに出ている。

昭和47年登録、製造はパシフィックだそうだが、Pacific seacraft社製か?
35feetsで有ればシングルで操っても問題ない。若い頃なら垂涎物でウッドのピカッと光るニスのハルはうっとりしただろう。維持は大変だが今の洗面器の様なボートと違い、重たいが味わいあるボートライフは味わえそう。
知人数名はヨットなど買う金が無かったので、みんなで出し合い、自分達で作っていて、それが何艇もあった。
欧米の様に広い土地が有れば、そのヨット購入し、気にいる様にレストアすれば、それは楽しい時間が過ごせると思うが、こんな艇はその価値の分かるオランダや英国に渡して末長く乗って貰うのが艇の為じゃ無いかと思う。
日本に有った艇もオーナーは歳を取りクルーも揃わず、乗られることも無く、どんどん手放され出した。昔憧れた名艇でも今なら無理せず?購入出来る。所詮持つことにしかステータスを感じられない人々ならその持ち物のいく末は決まっている。
知人達も立派な艇に変えた、定年リタイヤして時間も十分あるはずなのに動く船は極僅か。
色々持ったところで、結局それで?
今は自分の車直すことで精一杯。
これが元気になれば、それに乗ってこの売りに出されているwood yachtを見に行こうと思っている。
北海道での観光船事故は痛ましい。
海水温も低い海域ではなかなか難しいだろうと思うが、早くみんな見つかることを祈っている。
動画見てたら何気なく出てきたのは売り中の中古モーターヨットを紹介するものだった。古いがメンテナンスもされて、雰囲気のいい船だ。

30半ば、仕事辞めて小船を買い帆を上げて黒潮の中を航海した。その後もレース参加だと荒れる海も出て山ほどある海も経験した。CAPBRETONの港入り口の様なまるで洗濯機の中かと思う海域ではバラスト付け根辺りまで持ち上げられる事もあった。あの時はさすが長年ヨット乗り続けていた先輩セーラーもライフジャケットを着て、ドグハウス入り口には差し板入れスライドハッチを締めた。
南太平洋の島々もクルージングした、夕方デッキに吹く爽やかな風の中で飲む地元のビールは、日頃酒を飲まない私でも美味いと感じられ、真っ青な空に湧く真っ白い積乱雲や刻々と変わる海と空の色、現地の人々の歌には感動を覚えた。
セーリングクルーザーも良いが家族は嫌がる、この際何もかも売っぱらってこんなモーターヨットで余生楽しむのも有りかなと、ふと思った。
しかし、この荒れる海域でどうする?穏やかな時で奄美まで36時間、小笠原まで50時間。
仮に家族誘ってクルージングしても船酔いで断られる、行ったところで一度か2度。
いっそイタリアでも持って行き、向こうのチャーター会社に貸して、年に一回家族や友人と美しいアドリア海を巡るのは有りか?
自分が使わない時、有効利用して貰い多くの人が航海楽しみ、クルーズ会社が儲ければそうれはそれで良いと思う。
自分は年に一回、そこをベースにスカラやフェニーチェで本物の「トスカ」や「椿姫」を観るのも良いし、ベネチアでビバルディやコレッリのバイオリンコンチェルトを聞くのも楽しいだろうと思う。
がっ、いくら好きでもそれも何回かすれば飽きる。何より乾いた風が吹くデッキで美味いパスタ食っても所詮胴長短足の日本人、ワイン飲んでパスタ食ったところで様にはならないし飽きる。
だからと言って硬水で作った味噌汁を乾いた風の中で啜ったところでやっぱり違うなあと思う。
一方少し前からヤフオクに古いwood yachtが売りに出ている。

昭和47年登録、製造はパシフィックだそうだが、Pacific seacraft社製か?
35feetsで有ればシングルで操っても問題ない。若い頃なら垂涎物でウッドのピカッと光るニスのハルはうっとりしただろう。維持は大変だが今の洗面器の様なボートと違い、重たいが味わいあるボートライフは味わえそう。
知人数名はヨットなど買う金が無かったので、みんなで出し合い、自分達で作っていて、それが何艇もあった。
欧米の様に広い土地が有れば、そのヨット購入し、気にいる様にレストアすれば、それは楽しい時間が過ごせると思うが、こんな艇はその価値の分かるオランダや英国に渡して末長く乗って貰うのが艇の為じゃ無いかと思う。
日本に有った艇もオーナーは歳を取りクルーも揃わず、乗られることも無く、どんどん手放され出した。昔憧れた名艇でも今なら無理せず?購入出来る。所詮持つことにしかステータスを感じられない人々ならその持ち物のいく末は決まっている。
知人達も立派な艇に変えた、定年リタイヤして時間も十分あるはずなのに動く船は極僅か。
色々持ったところで、結局それで?
今は自分の車直すことで精一杯。
これが元気になれば、それに乗ってこの売りに出されているwood yachtを見に行こうと思っている。
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