takasi さんの日記
2022
4月
20
(水)
19:37
本文
ここ数年、何か狂った様に旧車の値段が高騰し、80年代のネオクラシックなどと言われる物までその影響が及んでいる。
特に箱スカ、フェアレディZはもう信じられない価格で、人気がある?から出版社はそれを取り上げて、その2車種は雑誌の記事も多く、イベントでもずらっと並んでいる。新年もz432が居たが、購入して少し置いたら100万は儲けたとか。
別に個人が好きで買っている訳では文句を言うつもりはないが、バブル時期やはり旧車ブームがあって、その後当時の車を一切見なくなった事から今回もこのバブルが過ぎると廃れていくのでは無いかと思われる。
日本人の多くは1960-70年代の一時期のノスタルジーに浸るが、世界から見るとそんなの極東の島国の車でしか無い。
スカイラインが一躍有名になったのが1963年開催された第一回日本グランプリのポルシェ904を抜いてグランドスタンドを駆け抜けた伝説からだろう。
日本の自動車レースがようやく盛んになり始めた頃で高度成長期の良い時代でもあった。
ただ世界に目を向けると毎年開催されているLondon Brighton vccRUNの参加資格は原則1905年1/1以前製造であるが、そんな大昔の車であっても世界中から毎年400台以上の4輪2輪が集まりゆっくりと50マイルの走行を楽しんでいる。
自動車レースだと、世界初の舗装レーシングコースが出来たのは1907年英国のBrooke lands だし前年1906年にはフランスポールリカールでAFCレースが行われていた。世界三大レースだとインディアナポリスは1911、年この年にはラリーモンテカルロも開催、ルマン24時間は1923年が第一回、モナコグランプリは1929年が第一回。
イタリアミッレミリアは1927年が初回で昭和2年である、同じくタルガフローリオは1906年
アメリカではセビリング12時間耐久が1952年
F1は1950年でホンダが参戦したのはそれから14年後の事、それでも大したものだと思う。
あまりに歴史と伝統が違いすぎて、幾ら今の売価が高くても、希少価値が高いトヨタ2000GTであっても、世界では大して認められる車でも無い。
勿論世界で有名なそれらのクラシックレースに出ることもない。
今ではミーティングなどでボンネット開けて3lに排気量上げ50phhのソレタコを付けた車を目にするが200hp出した所で、MG Qtypeは 1934年に750ccにスーパーチャージャー付けて135hpを絞り出していたし、F1創世記1950年、BRMのtype15はv16気筒1500ccエンジンでなんと12000rpmで550-600hpを出し、余りにじゃじゃ馬で扱いきれなかったそうだ。その勇姿はレストアされてgood woodでお披露目された、それを動画でも見る事が出来る。
又車自体の楽しみ方も海外は違う、オーナーがパーツ探し自分でメンテナンスし、愛情込めて維持する。その為クラブも充実して部品も買えるし、レストアする業者も多い、今回カムシャフトが磨耗していたので新規購入したが、随分前問い合わせしていた業者から修復は問題ないとの返事が来た、残念遅かった。
それも国内ではほとんど加工して無い。
古い自動車は動く文化財で税金免除になるし自動車文化が違いすぎる。
念のためもう一度書くが誰が何に乗った所で自由。
ただ、世界も知った上でやっぱり箱スカならまだわかるが箱スカ、z、零戦、大和だけでは世間知らずでこちらが
情け無くなる。
特に箱スカ、フェアレディZはもう信じられない価格で、人気がある?から出版社はそれを取り上げて、その2車種は雑誌の記事も多く、イベントでもずらっと並んでいる。新年もz432が居たが、購入して少し置いたら100万は儲けたとか。
別に個人が好きで買っている訳では文句を言うつもりはないが、バブル時期やはり旧車ブームがあって、その後当時の車を一切見なくなった事から今回もこのバブルが過ぎると廃れていくのでは無いかと思われる。
日本人の多くは1960-70年代の一時期のノスタルジーに浸るが、世界から見るとそんなの極東の島国の車でしか無い。
スカイラインが一躍有名になったのが1963年開催された第一回日本グランプリのポルシェ904を抜いてグランドスタンドを駆け抜けた伝説からだろう。
日本の自動車レースがようやく盛んになり始めた頃で高度成長期の良い時代でもあった。
ただ世界に目を向けると毎年開催されているLondon Brighton vccRUNの参加資格は原則1905年1/1以前製造であるが、そんな大昔の車であっても世界中から毎年400台以上の4輪2輪が集まりゆっくりと50マイルの走行を楽しんでいる。
自動車レースだと、世界初の舗装レーシングコースが出来たのは1907年英国のBrooke lands だし前年1906年にはフランスポールリカールでAFCレースが行われていた。世界三大レースだとインディアナポリスは1911、年この年にはラリーモンテカルロも開催、ルマン24時間は1923年が第一回、モナコグランプリは1929年が第一回。
イタリアミッレミリアは1927年が初回で昭和2年である、同じくタルガフローリオは1906年
アメリカではセビリング12時間耐久が1952年
F1は1950年でホンダが参戦したのはそれから14年後の事、それでも大したものだと思う。
あまりに歴史と伝統が違いすぎて、幾ら今の売価が高くても、希少価値が高いトヨタ2000GTであっても、世界では大して認められる車でも無い。
勿論世界で有名なそれらのクラシックレースに出ることもない。
今ではミーティングなどでボンネット開けて3lに排気量上げ50phhのソレタコを付けた車を目にするが200hp出した所で、MG Qtypeは 1934年に750ccにスーパーチャージャー付けて135hpを絞り出していたし、F1創世記1950年、BRMのtype15はv16気筒1500ccエンジンでなんと12000rpmで550-600hpを出し、余りにじゃじゃ馬で扱いきれなかったそうだ。その勇姿はレストアされてgood woodでお披露目された、それを動画でも見る事が出来る。
又車自体の楽しみ方も海外は違う、オーナーがパーツ探し自分でメンテナンスし、愛情込めて維持する。その為クラブも充実して部品も買えるし、レストアする業者も多い、今回カムシャフトが磨耗していたので新規購入したが、随分前問い合わせしていた業者から修復は問題ないとの返事が来た、残念遅かった。
それも国内ではほとんど加工して無い。
古い自動車は動く文化財で税金免除になるし自動車文化が違いすぎる。
念のためもう一度書くが誰が何に乗った所で自由。
ただ、世界も知った上でやっぱり箱スカならまだわかるが箱スカ、z、零戦、大和だけでは世間知らずでこちらが
情け無くなる。
閲覧(907)
コメントを書く |
---|
コメントを書くにはログインが必要です。 |