40代・50代・60代・70代の友達作り・趣味探し・交流サイト

日ソ不可侵条約を一方的に破棄して、ソ連は満州と樺太と千島に侵略してきた。

およそ国際条約にどの程度の拘束力があるのかは、その他の事例を見ても疑問のあるところです。まして、軍事関連の条約では二国間の軍事力のバランスが崩れたとき、その不可侵条約は一方的に破棄される。

ソ連は”戦利品”を求めて、満州と樺太を強襲し、レイプ・虐殺・強制連行。
その戦利品の中に、北海道の戦後占領統治を狙っていたことは明かです。

戦後の日本の統治体制について、スターリンはドイツの連合国による分断統治を例に出し、北海道をソ連が、九州を中華民国が、四国を英国が、本州を米国が、それぞれ分割統治し、東京は4か国が分割統治する、ことを提案した。英国は賛成、米国は反対、の中で、中華民国の蒋介石は「日本をドイツのように民族分断してはならない」と反対。結果、ソ連の分断案は否定された。

戦後も続いたソ連軍による日本軍捕虜のいわゆる日本人拉致は、国際法違反であり、今現在ウクライナで行われている残虐行為も国際法違反です。

どちらも重大な犯罪であり、その事実を否定し「ロシアの一方的プロパガンダ」をもとに残虐行為を正当化する人が存在するのは悲しいことで、人として終わっています。

今世界中に「ロシアのプロパガンダ」を組織的にSNS投稿する親露派、或いは情報工作員（？）が存在しますが、消しては現われでイタチごっこをやっています。

満州、半島、樺太、北方領土、シベリア強制連行でおよそ２０万人が犠牲になったと思います。私は、だからと言って米国による東京大阪計４０数都市に行った空襲や広島・長崎の原爆の犠牲者数と比較することはしません。どちらも戦争犯罪です。さらに、連合国による東京裁判そのものが国際法違反です。

私が指摘しているのは、ソ連は8月14日から9月2日の間、日本が武装蜂起し白旗を上げているのに、樺太や北方領土、そして満州や半島で行った虐殺です。

丸腰のポーランド将校数千人あるいは数万人が虐殺されたカチンの森、長い間ナチスがやった虐殺とされていましたが、ソ連崩壊後に、ソ連がやったことを示す書類が出てきた。

ロシア人がどのような歴史観を持とうが、それはご自由ですが、だからと言って、周辺国へ侵略し、自らの安保を万全にするようなやり方は、ソ連時代も今も変わっていない。北海道も危ないよ。

米国に対する戦争犯罪を弾劾したい思いはあります。これは日本人として忘れてならない。ですが、米国とは自由・民主・人権という理念では共有できます。この人類最強の”ワル”米国を味方につけるのは日本の国益に資するのです。

日本は戦後未だロシア（ソ連）と講和条約（平和条約）を結んでいない。サンフランシスコ講和条約にソ連は入っていない。日本は少なくともポツダム宣言受託後のソ連による虐殺に対して戦後賠償を求めるべきだ、それが実現するか否かは別問題、日本がそういう声を上げることが日本のために大事なことだ。

あの、先の大戦の犠牲者数は東京大空襲が10万人、広島原爆で14万人、長崎原爆で7万4千人沖縄戦で9万4千人程と思うのですが、ロシア参戦で亡くなった方が20万人は違いのではないですか？
2万〜8万と幅がありますが、当時の朝鮮半島の実情からしてどこまで入れるか？にもなってくるでしょうが。