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脳科学者という謎の（？）職業を生業としている女性で中野信子と言う人がいる。

経歴は東京大学大学院卒と言う一番胡散臭い輩だ。だって東大に通ったわけではない。なのに大学より上の大学院を卒業しているというのだから、一番無知なパンピー（一般ピープル）を騙しやすい連中だ。

一時期はTV番組にも引っ張りだこだったのでご存じの方も少なくないだろうが、無能な男性に手厳しいから私なんか直接対決したら、ケチョンケチョンにこき下ろされるだろう！(\'◇\')ゞ

そんな彼女が一時期、空海の生きざまや考え方には学ぶべき点が多い、宇宙観がダイナミックで現代人をも超えている、と無学な我々を唆すので、その気になって（？）三田誠広さんの「空海」上下巻を読んでみた。

密教そのものよりも、寧ろ空海がヒョンなことから遣唐使船に紛れ込んでしまうまでに、彼が四国の郷里から天才少年として、官吏になる為に奈良の都に送られながら、学校で教わる前に神学的なことは全て覚えてしまい、知識に頼る学問的な宗教ではダメだと、山野を巡り自然界から吸収したプロセスが壮絶でダイナミックで感動した。

その一方で彼は日本国内に居ながら、唐音（唐の標準語）を正確に発音できるレベルにまで到達している語学の秀才でもあった！

結局、唐に渡った彼は同じ遣唐使の一団に居たエリートの最澄とは別ルートで、唐の高僧から特別に密教を授かり日本に持ち帰ることになるのだった。

そんな空海が持ち帰り日本でも最も頻繁に唱えていた経に、理趣経というのがある。
これについて、少しだけこれから深堀してみたいと思う。

てなことを考えていたら、Amazonプライムビデオの中に空海を描いた作品があることを知り、これまたビックリ！(\'◇\')ゞ