ゆっちゃん さんの日記
2022
2月
15
(火)
10:33
本文
自分で不動産屋さんをやる前に
不動産屋さんに勤めていた。
社員15人くらいの、町場の不動産屋さんとしては
まあまあの規模。
さて、その頃の入居者選定基準は
差別なんでもありの無法地帯。
職業差別、人種差別、果ては不動産屋の好みかどうか、笑
まあ、貸す前が家主の無理が通る唯一の防波堤。
借りた後は、借家法に守られた借主が強い。
ある夕方
初老の小柄な男性に連れられて
2m近い長身の若い黒人がやってきた
当時、外国人はまだまだハードルが高かった。
加えて肌の色が黒いと99.9%断られる。
彼らもあちこちで断られたのだろう
疲れ切っていた。
もうあたりは薄暗い。
社長は、自社管理の物件には難色を示す。
貸主の機嫌を損ねたくないから、笑
何社か当たったが、無理。
中には
黒いの?いいですよ。
真っ黒、あ、ダメだね。
黒くても薄ければいいけど。
某大手賃貸会社のバカヤロー人間、です。
自分が何を言ってるのかわかってるのか!
こういう品性のかけらもない奴もいっぱいいる。
そう、 Lawson(彼の名前)は真っ黒でした。
肌の色が入居審査の基準になります、笑
で、社長を説得して自社管理のアパートの貸主に
許可を取ることができた。
パスポートも見せ、契約も終わり
二人はようやく安堵して小さな荷物を抱えて
夜の闇の中、引っ越していった。
6畳一間の風呂、トイレなしの共同アパート。
しばらくして電話がなる。
社長の顔色が変わる。
貸主からで、おばあちゃんが怒鳴っている。
暗い中で、歯だけが白く見えたらしい、笑
あんな怖いのには絶対貸さない!!!
平身低頭の社長。貸すな、と言う。
なに言ってんだか。
もう契約は成立してるんだから。
でもLawsonが引いた。
おばあさんの気持ちもわかる、と。
ただ、今晩行くところがない、と言う。
ホテル代も彼にとっては痛手だ。
保証人の男性と頭をかかえる。
保証人の家も、奥様が断固拒否。
無駄に時が流れる。
わかった、家においで。
当時2DKに独り住まいだったので
一部屋開ければ彼一人くらいが
一晩寝るくらいはなんとかなる。
明日移転先を探そう、そう決めた。
彼と保証人は何度も頭を下げる。
だってしょうがないじゃん。
私も早く帰りたかったし。
まあ、彼の身元もしっかりしていたし。
保証人の男性は、東京大学の教授
彼は、コロンビア大学卒業後、来日して
東京大学で建築工学を学ぶアメリカ国籍の留学生。
翌朝、一緒にマンションを出て
彼は本郷の東大へ、
私は彼の移転先探し。
そして、私は、考えの甘かったことを思い知る。
日本人が親切なんて、誰が言った?
拒否の嵐。
笑うしかない。
結局1ヶ月近く、私は彼と同居する羽目に。
ただ、同居して良かったこともある
彼が掃除好き、笑
キッチンも、システマチックではない、と言って
使い勝手の良いようにしてくれたし
ピカピカに磨いてくれた。
毎朝、早く起きて朝食を用意して待っていてくれる。
目玉焼きとスープ、のように簡単なものではあるが。
その気持ちだけでも嬉しい。
あ、材料費は私もち、笑
閉口したのはね、体臭、笑
食事の時、テーブルの真向かいにいても、臭う。
彼は毎晩シャワーを使うし、綺麗好きなので
汗臭い、とかではなく、
持って生まれた本物の体臭。
うっわー、と思うほど強く、好みの香りではない、笑
慣れるのにずいぶん時間を要した。
彼のおかげで、面白くて稀有な体験ができた。
さて、今朝は
サイボクハムのフランクフルトのチーズ焼き
ブロッコリー、カリフラワー、ポテト
生ハムのブルスケッタ
生ハムのサラダ、笑
コーヒーはエチオピアゲイシャ
このブログ、
前に書きましたね、って言われちゃいました(^◇^;)
ここのところ
途中で切れたり、異常な数字とか変なことが起きるので
2−3度、試し書きのつもりで
昔のブログを脚色してます。
覚えてる人は覚えてるんですね
面目無いm(__ __)m
あ、異常な数字は
事務局に、そちらで操作でもしてますか?
って問い合わせたら、
なんと、その日を境にどうやら収まりました
不動産屋さんに勤めていた。
社員15人くらいの、町場の不動産屋さんとしては
まあまあの規模。
さて、その頃の入居者選定基準は
差別なんでもありの無法地帯。
職業差別、人種差別、果ては不動産屋の好みかどうか、笑
まあ、貸す前が家主の無理が通る唯一の防波堤。
借りた後は、借家法に守られた借主が強い。
ある夕方
初老の小柄な男性に連れられて
2m近い長身の若い黒人がやってきた
当時、外国人はまだまだハードルが高かった。
加えて肌の色が黒いと99.9%断られる。
彼らもあちこちで断られたのだろう
疲れ切っていた。
もうあたりは薄暗い。
社長は、自社管理の物件には難色を示す。
貸主の機嫌を損ねたくないから、笑
何社か当たったが、無理。
中には
黒いの?いいですよ。
真っ黒、あ、ダメだね。
黒くても薄ければいいけど。
某大手賃貸会社のバカヤロー人間、です。
自分が何を言ってるのかわかってるのか!
こういう品性のかけらもない奴もいっぱいいる。
そう、 Lawson(彼の名前)は真っ黒でした。
肌の色が入居審査の基準になります、笑
で、社長を説得して自社管理のアパートの貸主に
許可を取ることができた。
パスポートも見せ、契約も終わり
二人はようやく安堵して小さな荷物を抱えて
夜の闇の中、引っ越していった。
6畳一間の風呂、トイレなしの共同アパート。
しばらくして電話がなる。
社長の顔色が変わる。
貸主からで、おばあちゃんが怒鳴っている。
暗い中で、歯だけが白く見えたらしい、笑
あんな怖いのには絶対貸さない!!!
平身低頭の社長。貸すな、と言う。
なに言ってんだか。
もう契約は成立してるんだから。
でもLawsonが引いた。
おばあさんの気持ちもわかる、と。
ただ、今晩行くところがない、と言う。
ホテル代も彼にとっては痛手だ。
保証人の男性と頭をかかえる。
保証人の家も、奥様が断固拒否。
無駄に時が流れる。
わかった、家においで。
当時2DKに独り住まいだったので
一部屋開ければ彼一人くらいが
一晩寝るくらいはなんとかなる。
明日移転先を探そう、そう決めた。
彼と保証人は何度も頭を下げる。
だってしょうがないじゃん。
私も早く帰りたかったし。
まあ、彼の身元もしっかりしていたし。
保証人の男性は、東京大学の教授
彼は、コロンビア大学卒業後、来日して
東京大学で建築工学を学ぶアメリカ国籍の留学生。
翌朝、一緒にマンションを出て
彼は本郷の東大へ、
私は彼の移転先探し。
そして、私は、考えの甘かったことを思い知る。
日本人が親切なんて、誰が言った?

拒否の嵐。
笑うしかない。
結局1ヶ月近く、私は彼と同居する羽目に。
ただ、同居して良かったこともある
彼が掃除好き、笑
キッチンも、システマチックではない、と言って
使い勝手の良いようにしてくれたし
ピカピカに磨いてくれた。
毎朝、早く起きて朝食を用意して待っていてくれる。
目玉焼きとスープ、のように簡単なものではあるが。
その気持ちだけでも嬉しい。
あ、材料費は私もち、笑
閉口したのはね、体臭、笑
食事の時、テーブルの真向かいにいても、臭う。
彼は毎晩シャワーを使うし、綺麗好きなので
汗臭い、とかではなく、
持って生まれた本物の体臭。
うっわー、と思うほど強く、好みの香りではない、笑
慣れるのにずいぶん時間を要した。
彼のおかげで、面白くて稀有な体験ができた。
さて、今朝は
サイボクハムのフランクフルトのチーズ焼き
ブロッコリー、カリフラワー、ポテト
生ハムのブルスケッタ
生ハムのサラダ、笑
コーヒーはエチオピアゲイシャ
このブログ、
前に書きましたね、って言われちゃいました(^◇^;)
ここのところ
途中で切れたり、異常な数字とか変なことが起きるので
2−3度、試し書きのつもりで
昔のブログを脚色してます。
覚えてる人は覚えてるんですね

面目無いm(__ __)m
あ、異常な数字は
事務局に、そちらで操作でもしてますか?
って問い合わせたら、
なんと、その日を境にどうやら収まりました

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