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手前味噌になるが
私の母はそこそこ美人系であった。
よく言われていたのが、もうご存知の方も少ないだろうか、
佐久間良子さんという女優さん似。
和服の似合う日本女性。
私達子供を前にして、父は
お母さんの方が綺麗だな、と言い放っていた。
これって、精神的虐待、と違う？
まあ、確かに認めざるを得ないけど、笑
原因の一端はあなたのDNAが混じったことにある、
と思う。

で、
そんな父は母一筋かというと、
私の知っているだけで３人のお妾さんがいた。
それぞれに家１軒を買い与え、通う。
傾向としては、小柄でふくよか、笑
昔で言う、婚外子も一人。
公然の浮気。
これが男の甲斐性、なんてふざけた時代ではあった。
食わせてやっている、が市民権を得ていた時代。
住み込みの姉やさんがいたので
一人でいる母の話し相手にもなっていたようだが、
母はどんな思いでいたのだろう。
時折母から漏れてくる父への言動から
諦念、が感じられた。
子供心に私は、反発していた。

さて、
私の中に脈々と流れる父の血
大学生の頃
家の前で決闘されたことがあった。
夜分でもあり、父が出てきて一喝、中へ入れ、と。
家の中で私の両親含め５人で対峙。
何を話したかなんて全く覚えていないが
心は急激に冷めていった気がする。
二人を返してから、父がなんて言ったと思います？
もう少しうまくやれ
うまく、と言われても、
あなただけ、なんて言った覚えはないぞ。
父親が娘に言う言葉かあ？笑

男にとって都合の良い女、と言うけれど
女にとっても都合が良い男でもあるが。

数回の結婚離婚を繰り返したが
全ての原因が私の心変わり、ってどうなんだろう、笑
手続きが面倒なので入籍をしなければいいんだ、って
遅まきながら気づいた
そして最後の離婚が１０数年前。

自由を手に入れて、笑

好きな時間に起きて
好きな時間に寝て
食べたいものを食べて。
用があれば来てくれる人も何人かはいる。
最後の連れ合いも一回り年下なのでまだ元気で
何かあると手伝いに来る。
でもね、彼氏さんのことは言ってないの
別に言う必要もないし。

当面、不自由は全くない。
キリギリスタイプの私は、これまでもそうだったが
現在もそう。今を謳歌。
最後は孤独死だろうがなんだろうが
死んでしまえば、私にはわからない、笑

先のことなど、わからない
ケ・セラ・セラ



さて、今朝のブランチ
牛肉のブランチオーレ、中身はチーズ
付け合わせはディチェコno,34フスィリチーズソース
サーモンサラダ
ボッコンチーニのカプレーゼ