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先週
品川プリンスホテル33階
ツインルーム泊。
朝早く品川駅から新幹線で名古屋に行くため、
楽をしたくて品川駅前のプリンスホテルを予約した。
で、
何をどう間違えたか、ツインにしてしまったらしい。
ネットで、よく確認もせず、のせい。
お店を終えてからホテルに行ったので
チェックインが夜の10時過ぎ。
フロントで、
ツインですね、お二人様で。
は？はい？え？今なんて？
まあ、仕方ないか、と諦めて部屋に入る。
くっそー、もっと早くわかっていれば
彼氏さんを呼んだのに
広々としていて気分は良い、と負け惜しみ、笑

翌朝、快適な目覚め。
隣の綺麗なベッドが恨めしい、笑

依頼人と待ち合わせて新幹線に乗り込む。
もう雪を頂いた朝の富士山を横目に眺めて一路名古屋へ。
駅前の銀行で2部屋借りて
ちょっと特殊な三為契約。
最初の売主と最終買主の間を行ったり来たり。
事前に書類の確認、司法書士との打ち合わせ等
全て済ませてはいるが
微妙な契約なので、ちょっと緊張。

さあ
ハラハラを楽しもう、笑

銀行員、司法書士、仲介人それぞれが
粛々と自分の仕事をこなして行く。
結構なお金が動くのでミスは許されない。
途中、売主が声を荒げる一幕。
最初の仲介人が、
私の支持した書面をもらってなかった。
売主は知り合いだから、と高を括っていた、だと。
こんなバカ者は、一人くらいはいる、笑
なんとか治めて進行。
１時間半ほどで終了。

スーパーのビニール袋に
100万円の束を数冊とバラの万札数十枚を
突っ込んでぶら下げて。
現金のデリバリー、ウーバーイーツ。
誰も私がそんな大金の入ったビニール袋をぶら下げてる
なんて思わない。
お釈迦様でも気がつくめえ、笑
跡をつけたくないお金、というものも
世の中にはあります。内緒ですが、笑

新幹線の車中で
座席の前の狭いテーブルの上に
数百万円の現金を広げて取り分ける
意外と気がつかれない。
依頼人が、上着の内ポケットにとりあえず１束。
東京ですぐ使うから、と笑う。
バブルの頃の不動産屋はみんなこんな感じ。
品がないなあ、笑
私は、ちゃんとハンドバッグに。
帰りも富士山に見送られて無事帰宅。

スリリングな1日でした。

あ、フィクション、です、笑