ゆっちゃん さんの日記
2021
12月
5
(日)
10:01
本文
ゲオルグ・フリードリッヒ・ヘーゲルは
イソップ物語の
ここがロドスだ、ここで跳べ
を
ここがローズだ、ここで踊れ
って、ちょっと洒落て言い換えている
カール・マルクスは
これを気に入っていたんではなかろうか
資本論第4章貨幣の資本への転化、
の最後にこの一文を持ってきた。
ここがロドスだ、さあ跳んでみろ
有名な一文。
私には難解だった本の中のちょっとしたお遊び
資本論の読破はかないませんでした、笑
先日T重君の訃報が届いた
あ、そうなんだ、という感想
長い時の中での風化
追悼のため
はるかな時の彼方、
記憶の底をほじくり返す作業。
少しずつ蘇る断片。
接点は同じ英文科に籍を置いた、というだけ
でも、旧サークル棟の狭い廊下を挟んで
彼の属する部落問題研究会と
私の属する獨逸文化研究会の部室が向かい合わせ
なので、ドアを開けるタイミングで鉢合わせ
おう、って。
小柄で細身で肩までかかるロン毛。
いつもジーパンに
カーキ色の作業着のような着古したジャケットを羽織って。
確か、西の方の地方出身。
ホーソーンが研究テーマ、だったよね。
ニーチェを読む私に
そいつ、梅毒だぜ、とからかう、笑
1968年の神田カルチェラタン闘争の際
鬼の4機と言われた第4機動隊の
催涙弾の撃ち込みで
弾が彼の目を掠め
片方の視力を失った。
当時後方の救急隊にいた私達にも戦慄が走った。
4機は、催涙弾の水平撃ちをした、マジか、と。
ブントだった彼は
社学同と書かれた赤いヘルを被り
首にタオルをぶら下げて
スピーカーを抱え
キャンパスや校門でよくアジってた。
わら半紙にガリ刷りのアジビラも配っていたね。
思想性の差異はともかく。
一気に時が戻る
ブックバンドに束ねた数冊の本を抱え
キャンパスの芝生を横切ってサークル棟に向かう私
アジ演説に向かう彼
すれ違い様、おう、って笑って手を挙げる。
ノート、貸さないよ、笑
T重君
君の好きな自然主義の森の中で
もはや、ちゃんと眠れ。
イソップ物語の
ここがロドスだ、ここで跳べ
を
ここがローズだ、ここで踊れ
って、ちょっと洒落て言い換えている
カール・マルクスは
これを気に入っていたんではなかろうか
資本論第4章貨幣の資本への転化、
の最後にこの一文を持ってきた。
ここがロドスだ、さあ跳んでみろ
有名な一文。
私には難解だった本の中のちょっとしたお遊び
資本論の読破はかないませんでした、笑
先日T重君の訃報が届いた
あ、そうなんだ、という感想
長い時の中での風化
追悼のため
はるかな時の彼方、
記憶の底をほじくり返す作業。
少しずつ蘇る断片。
接点は同じ英文科に籍を置いた、というだけ
でも、旧サークル棟の狭い廊下を挟んで
彼の属する部落問題研究会と
私の属する獨逸文化研究会の部室が向かい合わせ
なので、ドアを開けるタイミングで鉢合わせ
おう、って。
小柄で細身で肩までかかるロン毛。
いつもジーパンに
カーキ色の作業着のような着古したジャケットを羽織って。
確か、西の方の地方出身。
ホーソーンが研究テーマ、だったよね。
ニーチェを読む私に
そいつ、梅毒だぜ、とからかう、笑
1968年の神田カルチェラタン闘争の際
鬼の4機と言われた第4機動隊の
催涙弾の撃ち込みで
弾が彼の目を掠め
片方の視力を失った。
当時後方の救急隊にいた私達にも戦慄が走った。
4機は、催涙弾の水平撃ちをした、マジか、と。
ブントだった彼は
社学同と書かれた赤いヘルを被り
首にタオルをぶら下げて
スピーカーを抱え
キャンパスや校門でよくアジってた。
わら半紙にガリ刷りのアジビラも配っていたね。
思想性の差異はともかく。
一気に時が戻る
ブックバンドに束ねた数冊の本を抱え
キャンパスの芝生を横切ってサークル棟に向かう私
アジ演説に向かう彼
すれ違い様、おう、って笑って手を挙げる。
ノート、貸さないよ、笑
T重君
君の好きな自然主義の森の中で
もはや、ちゃんと眠れ。
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