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ここ数日、ログインしようとすると萎えるようなメッセージが出るので躊躇っていた。
検索してみたが実害なさそうなので続行。

私の友人知人には、生まれてこのかたお金の苦労をしたことがない、というかお金のことなど考えたこともない人が何人かいる。
通り一つ隔てて古くからのお屋敷があるので，その地域の娘関係のママ友である。

裕福に生まれつき、働く必要もなく、そのままリッチなご主人に嫁いだ人。

子どもが幼い頃は、子ども同士の付き合いに付き添う必要があったので，その金銭感覚に驚くことしきりだった。

公園から友達宅へお邪魔する道すがら立ち寄ったドラッグストアで無造作に買い物をする。箱ティッシュ、トイレットペーパー、何もかも最高級品を無造作にレジへ運ぶ。

私は、鼻をかんだり、尻を拭いたりするものなんか最安値しか買わない。
消耗品、生活雑貨はまず、100均で探す。

「そういうのって大丈夫なの?｣セレブ奥様は無邪気に聞くが「ん？大丈夫って何が?｣という感じある。

一昨日、ネットショッピングの超お買い得デーだったので生活品、家電の（私にしては）爆買いをした。

数万円も浮かせることができたので達成感はそれなりにあったが
下調べ、比較検討に費やした時間とエネルギー、そして半端ない眼精疲労を思うと複雑な心境である。

持たざるものはこうして時間をかけ、身を削って生活を整える。

昨日、その疲れで雨の中をげっそりして歩いていたら、美容室帰りのリッチなK婦人が自分専用の高級外車（ご主人からの誕生日プレゼントだそうだ）の窓から｢スタさ～ん、お宅まで送るわ。雨も激しくなってきたし」と声をかけてくれた。

最高級ティッシュとトイレットペーパーしか使わない彼女はいたって気の良い人だ。

お言葉に甘えて乗り込み、彼女の愚痴を聞く。ヘアサロンやエステに通うのも結構疲れるので、今の週一から隔週にしようと思っているそうである…


本格的なセレブなら｢ノブレス・オブリージュ」を要求あるいは期待されるのかもしれないが、とりあえず、その手前で有り余る時間とお金を自由に使えて良いな、と思うのは私のひがみだが。

私なんかたまにチャリで1000円ヘアカットに行くけど10分ですむから疲れないぞ