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私がこの街に住み始めた昭和の時代には、まだ横浜横須賀道路は開通していませんでした。
当時の市長との歓談中にこんな話を聞いたことがあります。
「市内にはラブホテルと１階にパチンコ屋が一軒もないのは何故だか分かりますか？」

そう言われて、初めてその事実に気づきました^;

「天皇陛下が葉山御用邸へ来られる際はお召列車で来られたのですが 駅から御用邸までの沿線に＜汚らわしいもの＞があって、天皇陛下のお目を汚してはいけない！・・・ということで、、ラブホテルとパチンコ屋は勿論、看板さえもあってはいけないことになってるんですよ」

そう言われてみると当時パチンコ屋は、地下やビルの２階にはありましたが、１階にはありませんでした。
ラブホテルは現在でも市内には１軒も存在しません。

冗談好きな市長でしたので定かではありませんが、その時には「なるほど！」と納得したものです。

この話が本当であれば　＜パチンコ屋やラブホテルが汚らわしところ＞だというのは、誰が決めたことなのでしょうか？

パチンコ屋は国が認めた＜博打場？＞です
し、ラブホがあるから人の目に触れずに＜事が行える＞のではありませんか？

そういえば　子供の頃のお祭りで、香具師が「天皇陛下だってこうやって、＜うんこ＞をするんだから」と、しゃがんでお尻を拭く格好をして集まった人々を笑わせていました。
それを見た私は「なんてことをするんだ！」と子供心にも内心反発してその場を離れたことを思い出します。

天皇陛下と雖も人の子です。
お子を授かるには、私たちが子作りをするのと同じことをされたにちがいありません。

嘘とも本当ともつかない話をしてくれた当時の市長は、とうの昔に遠い所の人となっていて、今になっては確かめる手立てはありません。

この話が本当だとしたら、当時の誰かが慮って忖度した結果だろうとは思いますが、『昭和天皇がこの話をお聞きになったら　どう言われただろう？』

あまり知られてない話だとは思いますが、一人そう思うことがあります。