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今日は覚醒して以降も殆ど起床しないまま、スマホの画面を眺めながらだらだらと過ごしている。見ているのは主にサーバー構築やその種の書籍の情報である。もし自分がSNSを作成して運用するのならどういうものにするだろうということを最近ぼんやりと考えているからだ。
ハピスロ世代の形式は今となっては主流ではないようだが私は気に入っているから、もし私が本当にSNSを自作したらハピスロ世代に似たものができるかもしれない。ブログや写真投稿コーナーやコミュニティやサイト内メールの機能があって、そして中高年向けのところ。少し頑張ってサイト内メールにグループ作成の機能があったらいいかもしれない。ブログの閲覧数は要らないし、一度投稿したコメントを簡単に書き換えられないほうがいいだろう。大前提としては十分な管理が継続して行われることと、インフラが豊かで強力であること。収益無しで運営するならサーバー代と管理人の人件費を稼ぐ必要があるから、私は他で働かなければならない。
自分の運営するSNSにユーザーとしては存在できないので、今とは異なる楽しみを見出す必要もある。

思えば私はSNSについて知らない。人の集まりだろうとは思うが、それだけ。いくらネットワークを経由しようとストレージに保存されようと人は人であり、誰かが誰かの本質に触れることが難しかったり、誰かの嘘を誰かが信じてしまったり、支えたり傷つけたり生きたり死んだり、人の姿は人の姿で、そこには現実と仮想があるとも云えるし、全てが現実であるとも、全てが仮想であるとも云えると私は考えている。そしてそれも多くの誤りと欠点を含む私の考えに過ぎない。
だからいつも同じことを思う。私は学ばなければ。

また、餅は餅屋とも云う。
稀有なジーンズ屋がいて私の作りたいジーンズの注文に取り合ってくれるように、稀有なSNS屋がいて私の作りたいSNSを作ってくれるなら財布と相談する価値はある。レンタルサーバー、運営代行業者、弁護士、必要なものは数多あるが、何より必要なのは向学心と倫理観を持つ素人だ。向学心と倫理観のある人物を悪い待遇で働かせるわけにはゆかないから、私は今より余程稼がないといけない。学んだり稼いだり大変だが、今のところ楽しそうに思える。

今はそうして自分の食べたい餅の絵を描いて、餅米や小豆のことを調べはじめたところである。そうして終わるのと実際に自分の好きな餅が出来上がって口に入ることになるのとでは大違いだろうが、絵を描くところからしかまずは始められない。
願いから生まれるものもある。夢は捨てたくない。