湘南のカモメ さんの日記
2021
6月
5
(土)
09:36
本文
私が住む地域は元々は別荘地がたくさんありました。
広大な別荘地は世の流れと共に大企業の保養所となり、それが今では切り刻まれて小さな戸建てが立ち並んでいます。
そんな家に住む方々と、旧来からの住民が混在する街となっていますが、お互いに顔も知らず、道路やバス停で会ったとしても挨拶もできずにおりました。
「これではいかん!」と常々思っていましたので、前任者の逝去によって、<町内の雑用係?>のお鉢が回って来て以来、私は自宅にご近所の方々を招いて<飲み会を>やるようになりました。
年に4,5回 家内の具合を見ながら、週末の日を選んで・・・
今はコロナ禍でできませんが、多い時には40人以上もの人が集まって、飲み食べそして語らっていました。
徐々に輪が広がって、飲み会のメンバー同士で カラオケの会やゴルフの会などの副産物も生まれ、町内はお互いに挨拶が交わせる明るい街になっています。
生まれ育ちが岩手のド田舎だという奥さんもメンバーの一人ですが、その方がいう言葉が引っかかっています。
「ご夫婦お二人だけですよね? それなのに、こ~んなに大きな家で<贅沢ですね~>」
「うちなんか、夫婦で働いてるのに軽自動車ですよ、お宅には高級外車で!<贅沢ですね~>」
近くに住んでる娘家族まで・・・
「お孫さんは制服を着て学校に行ってらっしゃいますが、私立ですよね?<贅沢ですね~>」
この方にとっての<贅沢ですね~>は、誉め言葉なんだろうか?
羨ましさからなんだろうか?
いずれにしても、話す相手に面と向かって言う言葉ではないと思うのですが、この方が育った地域では、何か<その土地特有の意味>でもあるのだろうか?
と、この言葉を聞くたびに思っています。
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