湘南のカモメ さんの日記
2021
5月
25
(火)
09:08
本文
職人とは、或る種の仕事に精通し余人が真似の出来ない境地にまで達した人のことを言います。
職人という言い方は建築関係の他 料理関係などでも言いますが、特に建築関係の職人の<本質>が大きく変わって来たと思っています。
元々職人の世界は、「人に見られて恥ずかしい仕事はしない」というのが基本で、お金儲けではなく、腕の研鑽とその披露でした。
高度成長期、日本は住宅ラッシュで、職人の数が足りませんでした。
職人と呼ばれるだけで腕はそれほどでもない職人でさえ、一日の手間が5万円またはそれ以上という時代があったのです。
元々職人の世界は<見て覚える>のであって、親方が手取り足取り教えてくれるものではありません。
そのころの駆け出しの職人は、親方が知っていてやる「確信犯」的な手抜きをみて仕事を覚えました。
確信犯的な手抜きを見て育った職人は正しい仕事のやり方を知らず、更にそこに<お金儲け>が入ってきました。
現在では「如何に楽をしてお金を儲けるか?」が職人の本質に代わってきている気がしています。
職人の全員とまでは言いませんが、大多数の職人は徹底的に材料をケチり、仕事の手をどう抜くか?に全精力をつくしているかのようです。
職人に手抜きをさせない方法が一つだけあります。
それは、工事についてよく知っている人が現場に張り付いて職人の行動を見張り、決して手抜きをさせないことです。
職人はウザイかもしれませんが、私の会社では必ず誰かが現場に張り付くようにしています。
そして、材料は職人任せにすることなく、垂木一本、ベニヤ一枚に至るまで全部会社で仕入れて支給し、職人には正当な手間代を支払う!
現在はこうでもしないと、いい仕事にはならない世の中になっています。
雨漏りを起こしても「会社が保証するんだから俺が保証するワケじゃね~!」なんて嘯く職人の横行!
私が脱サラをして建設会社を興した理由の一つは、こんな職人たちの仕事による「手抜きの酷さと多さ」に憤慨したことがあります。
家は人の生命財産を守る砦です。
だからこそ!
それを全うするために私たちがいるのです。
職人という言い方は建築関係の他 料理関係などでも言いますが、特に建築関係の職人の<本質>が大きく変わって来たと思っています。
元々職人の世界は、「人に見られて恥ずかしい仕事はしない」というのが基本で、お金儲けではなく、腕の研鑽とその披露でした。
高度成長期、日本は住宅ラッシュで、職人の数が足りませんでした。
職人と呼ばれるだけで腕はそれほどでもない職人でさえ、一日の手間が5万円またはそれ以上という時代があったのです。
元々職人の世界は<見て覚える>のであって、親方が手取り足取り教えてくれるものではありません。
そのころの駆け出しの職人は、親方が知っていてやる「確信犯」的な手抜きをみて仕事を覚えました。
確信犯的な手抜きを見て育った職人は正しい仕事のやり方を知らず、更にそこに<お金儲け>が入ってきました。
現在では「如何に楽をしてお金を儲けるか?」が職人の本質に代わってきている気がしています。
職人の全員とまでは言いませんが、大多数の職人は徹底的に材料をケチり、仕事の手をどう抜くか?に全精力をつくしているかのようです。
職人に手抜きをさせない方法が一つだけあります。
それは、工事についてよく知っている人が現場に張り付いて職人の行動を見張り、決して手抜きをさせないことです。
職人はウザイかもしれませんが、私の会社では必ず誰かが現場に張り付くようにしています。
そして、材料は職人任せにすることなく、垂木一本、ベニヤ一枚に至るまで全部会社で仕入れて支給し、職人には正当な手間代を支払う!
現在はこうでもしないと、いい仕事にはならない世の中になっています。
雨漏りを起こしても「会社が保証するんだから俺が保証するワケじゃね~!」なんて嘯く職人の横行!
私が脱サラをして建設会社を興した理由の一つは、こんな職人たちの仕事による「手抜きの酷さと多さ」に憤慨したことがあります。
家は人の生命財産を守る砦です。
だからこそ!
それを全うするために私たちがいるのです。
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