湘南のカモメ さんの日記
2021
5月
18
(火)
09:37
本文
コロナ禍もあって カラオケスナックへは行かなくなっているうちに、私が行っていたスナックは閉店してしまいました。
<行く>とは言っても、私がこのお店に顔を出すのは、年間5,6回だったでしょうか?
都内や横浜で会合があり、電車で出かけた帰りだけにに顔を出して、2,3曲歌って帰る・・・というお店でした。
実はこのお店、友人が彼の<愛人>にやらせていたのですが、コロナ禍で友人も<弾切れ>なのかもしれません。
このお店のママのことが大好きで、仕事が休みの土日を除いて30年以上 毎晩仕事帰りに寄っては、軽く飲んで帰るというお客さんがいました。
行くと必ず顔を合わせましたが、彼は一曲も歌わず、他の人が歌い終わるとただ拍手だけを送る人でした。
彼は「カモメさん、〇〇という歌をご存じですか?」
彼が聞いてくるのはいつも「悲恋の恋に泣き暮らす、淋しい女の歌」ばかりでした。
どちらかと言えば私も嫌いなジャンルではありませんので、時に知っている歌の場合は
「何とか歌えるかも?」とリクエストに応えて上げました。
女心に痺れるのか?彼は私の歌を聞くと、いつも涙ぐみ、こすった目を赤くしながら聞いてくれました。
最初のうちは、「ママ!この人にビール一本出して?」とおひねり代わり?の
ギャラ(笑)が出ましたが・・・
何回目かのことでした。
私がキープしてあるボトルの中身が少なくなっているのを見て「ママ!カモメさんのボトル追加しておいて?」とボトルを出そうとするので、「それはダメですよ!」と断るのに疲れる人でした。
「いいんですから、ママ出してあげて!僕は他に遣いようがないんですから」となおも「ママ!」と・・・
ママも「カモメさんのボトルはVSOPなんだから高いのよ!知らないわよ!」
このお店のお会計は実にいい加減なもので、相手によって請求額に多寡があるようでした。
彼は月でまとめて払っているようでしたが、私はその都度支払っていました。
ボトルが空になると、新たなボトルを出してもらいます。
その分のお会計はもちろん私が!
どこに住んでいる人なのか?
知っているのは顔と苗字だけ!
こんなな会話で楽しませてくれるお客さんとも会えなくなってしまいました。
<行く>とは言っても、私がこのお店に顔を出すのは、年間5,6回だったでしょうか?
都内や横浜で会合があり、電車で出かけた帰りだけにに顔を出して、2,3曲歌って帰る・・・というお店でした。
実はこのお店、友人が彼の<愛人>にやらせていたのですが、コロナ禍で友人も<弾切れ>なのかもしれません。
このお店のママのことが大好きで、仕事が休みの土日を除いて30年以上 毎晩仕事帰りに寄っては、軽く飲んで帰るというお客さんがいました。
行くと必ず顔を合わせましたが、彼は一曲も歌わず、他の人が歌い終わるとただ拍手だけを送る人でした。
彼は「カモメさん、〇〇という歌をご存じですか?」
彼が聞いてくるのはいつも「悲恋の恋に泣き暮らす、淋しい女の歌」ばかりでした。
どちらかと言えば私も嫌いなジャンルではありませんので、時に知っている歌の場合は
「何とか歌えるかも?」とリクエストに応えて上げました。
女心に痺れるのか?彼は私の歌を聞くと、いつも涙ぐみ、こすった目を赤くしながら聞いてくれました。
最初のうちは、「ママ!この人にビール一本出して?」とおひねり代わり?の
ギャラ(笑)が出ましたが・・・
何回目かのことでした。
私がキープしてあるボトルの中身が少なくなっているのを見て「ママ!カモメさんのボトル追加しておいて?」とボトルを出そうとするので、「それはダメですよ!」と断るのに疲れる人でした。
「いいんですから、ママ出してあげて!僕は他に遣いようがないんですから」となおも「ママ!」と・・・
ママも「カモメさんのボトルはVSOPなんだから高いのよ!知らないわよ!」
このお店のお会計は実にいい加減なもので、相手によって請求額に多寡があるようでした。
彼は月でまとめて払っているようでしたが、私はその都度支払っていました。
ボトルが空になると、新たなボトルを出してもらいます。
その分のお会計はもちろん私が!
どこに住んでいる人なのか?
知っているのは顔と苗字だけ!
こんなな会話で楽しませてくれるお客さんとも会えなくなってしまいました。
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