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近くの郵便局や信用金庫に御金下ろしに行って、疲れたから郵便局の椅子に座ってって居たら、目の前の窓口で御婆さんとスタッフの若い女性が話してるのが聞こえた。
どうも話してる内容は判るが、高齢の御婆さんには理解出来ていないみたい。
要旨は、御婆さんが、旦那さんに内緒で、息子さんに掛けていた保険を解約したいらしい。
　スタッフの女性は「解約するには、本人である、証明証が必要です。マイナンバーカードとか写真の貼ってある有る公的な証明証
御持ちですか？満期の場合の受取人は貴女ですよね！解約したら今迄の保険金が無駄に成りますが良いのですか？同居の御家族と相談されて一緒に来て頂けますか？」同居の御主人に内緒で掛けてたから、御主人には相談できないみたい。
　「健康保険証、御医者さんに行く時持って行く保険証は御持ちですか？」、「此れですか？」、「否、其れは通帳です」、ショッピングカートの座席の処を開けたり、二つ持ってた手提げの中を開けたり、彼方此方探してた。
　同僚のスタッフの女性も心配そうに近寄って来た。此れでは窓口の人も大変だ。おれおれ詐欺にもひっかっかる。何が必要か、其れが何処に有るのか、相談する相手も居ない。

　長い事椅子で私が休んで居たもんで、暇な局長らしき年配の男性が私の処に来て「何かお伺いしてますか？」、「否休憩してるだけです」と言って郵便局を後にした。私も窓口や何かで、人に迷惑掛けてるのだろうか？私は大丈夫と思って居ても、自信が無くなって来た。