ひろひろ48 さんの日記
2021
2月
22
(月)
19:21
本文
NHKEテレ、10時25分から100分de名著:フランツ・ファノン「黒い肌・白い仮面」最終回:国境・人種・性別を超えた連帯。
「おお、私の身体よ、いつまでも私を、問い続ける人間たらしめよ!」これが「黒い皮膚・白い仮面」を締めくくる言葉だ。ファノンは、人種差別の問題を突き詰めていく中で、「人間を閉じ込めるものから人間を解き放つこと」という普遍的な問題に到達する。人種差別は黒人だけの問題ではなく、そこでは「いかにしてわれわれは非人間の状態から抜け出して真の意味での〈人間〉になりうるのか」が問われているというのだ。ファノンのその叫びの残響は、現代を代表するパトリック・シャモワゾーらクレオール作家や黒人作家たちの思想にも鳴り響いている。それは、人種や性別、立場を超えて連帯を生んでいる「ブラック・ライブズ・マター」とも相通じる思想だと小野さんはいう。第四回は、ファノンの思想と今を生きる黒人作家たちの思想をつないで読み解くことで、「人間の解放」という普遍的な問題を考えていく。
<引用以上>
差別に中立はない。黙認するのか連帯するのか。その社会の一員である限り。選挙での政党支持とは違うのだ。もちろん、いろんな、ひとそれぞれのやりかたでの連帯がある。人間って、多くの人は助け合うように、そういう社会をつくるよう進化してきたのです。覚えているだろうか、、JR山手線の新大久保駅で、線路に転落した男性を助けようとした韓国人留学生と日本人カメラマンが電車にはねられて死亡した事故、もちろん、命を懸けて助けようととかではなく、とっさの行動。あ、あぶない、何とかしなくちゃ、、考えるよりも行動が先だったのでしょう。多くの人は、助けあう社会を望んでいるのです、いろんな差異を乗り越えて。
「おお、私の身体よ、いつまでも私を、問い続ける人間たらしめよ!」これが「黒い皮膚・白い仮面」を締めくくる言葉だ。ファノンは、人種差別の問題を突き詰めていく中で、「人間を閉じ込めるものから人間を解き放つこと」という普遍的な問題に到達する。人種差別は黒人だけの問題ではなく、そこでは「いかにしてわれわれは非人間の状態から抜け出して真の意味での〈人間〉になりうるのか」が問われているというのだ。ファノンのその叫びの残響は、現代を代表するパトリック・シャモワゾーらクレオール作家や黒人作家たちの思想にも鳴り響いている。それは、人種や性別、立場を超えて連帯を生んでいる「ブラック・ライブズ・マター」とも相通じる思想だと小野さんはいう。第四回は、ファノンの思想と今を生きる黒人作家たちの思想をつないで読み解くことで、「人間の解放」という普遍的な問題を考えていく。
<引用以上>
差別に中立はない。黙認するのか連帯するのか。その社会の一員である限り。選挙での政党支持とは違うのだ。もちろん、いろんな、ひとそれぞれのやりかたでの連帯がある。人間って、多くの人は助け合うように、そういう社会をつくるよう進化してきたのです。覚えているだろうか、、JR山手線の新大久保駅で、線路に転落した男性を助けようとした韓国人留学生と日本人カメラマンが電車にはねられて死亡した事故、もちろん、命を懸けて助けようととかではなく、とっさの行動。あ、あぶない、何とかしなくちゃ、、考えるよりも行動が先だったのでしょう。多くの人は、助けあう社会を望んでいるのです、いろんな差異を乗り越えて。
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