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一年半程前の夏の終わり頃の話。

当時同居してた娘が突然、
　　　「おやじ～～鯉飼ってもいい？」って聞いてきた。
小生　「エッ？こい？こいって魚の鯉か？」
娘　　「うん、この間焼津のホームセンター行ったら凄い可愛い鯉が売っていたんだよ」
　　　「見てたら欲しくなって３０分位ずっと見てたんだよ」
小生　「そっか、そんなに可愛かったか？」
娘　　「うん、可愛かったんだよ～」
会話を聞きつけた鬼さんがやってきて、
鬼さん「鯉ってそんな大きいの飼うとこないじゃん」（でかい人面魚的鯉想像したらしい ）
娘　　「違うよ、ちっちゃいやつだよ、可愛い奴」
鬼さん「そうかい？でも誰が世話するんだい？」
娘　　「そりゃあおやじに決まってるじゃん！」
小生　「え～～？また俺かい？」
娘　　「うん、おやじ上手じゃん、ペットの世話」
鬼さん「そうだね、ボケ防止にもなるしね！」（お前が言うか？ ）
小生　「しょうがねえなぁ、でも〇っちが欲しけりゃ買えばいいじゃん」
　　　　（娘の言う事は何でも聞いちゃう甘おやじなのだ ）
娘　　「やった～～！じゃ買いに行って来る」
小生　「お母さんと行って３～４匹くらい買って来るさ」
　　　「水槽６０ｃｍ位で小さいから３～４匹までだぞ！」
娘　　「ほ～～い！」　
小生　「前に使った水槽倉庫にあるから用意しとくよ」
　
・・かくしてワタクシがいきものがかりに任命されたのであった。やれやれ

娘は喜んで仕事から帰ってくるとしばし鯉を愛でる日々ではあったが、
小生の世話をよそにその後７ヶ月余りで出て行ってしまった。
なんちゅうか本中華。

過って娘が買ってきたかわゆいウーパールーパーの世話を数年、、
子供たちが小さい頃は金魚の世話を長年続けていたモンダミン。
吾輩はいきものがかりが徳井義実です。

娘は割と近くに住んでるので、
時々いきものがかりの大好物、フルーツサンドイッチやおはぎを持ってきてくれる。
サンキューベリマッチなのだ。


「ちいさな恋」天地真理



https://www.youtube.com/watch?v=VvGr-xIUGNw