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眩しい豊かな肉体で誘惑する女：キャスリーン・ターナー（マティ）
罠と知りながらも愛欲に溺れる男：ウィリアム・ハート（ネッド）

映画の冒頭、シルクの布地に黄金色の光沢が女性の曲線美を思わせながら、白抜き文字でBODY HEATの原題とタイトルが浮き上がります。
007シリーズでお馴染みの映画音楽界の大御所ジョン・バリーの、けだるく官能的なテーマ音楽が流れます。

観客の好奇心を煽るタイトルが終わると、上半身をはだけたウィリアム・ハートの後ろ姿と、火遊びの情事を終えた若い女性が、窓の外を眺めている。
遠くで噴煙を上げながら燃え盛る火事の光景。部屋も外も暑い。

これって、皆さんも経験したことありますよね。このキャラ設定が、実に上手い。
激しい暑さにむせぶフロリダを舞台に、謎めいた女と出会った若い弁護士が遺産相続を背景にした恐ろしい罠にまきこまれてゆく姿を描く。
製作はフレッド・Ｔ・ガロ、監督・脚本は「レイダース　失われた聖櫃＜アーク＞」の脚本を手がけたローレンス・カスダン、撮影はリチャード・Ｈ・クライン。

「白いドレスの女」との出会いは、同じく、熱さを凌ぐために、海岸沿いの野外ステージをぶらついている弁護士ネッドは、白いドレスを着た魅惑的な女性マティに心奪われます。ネッドはマティを口説くものの、敢え無く彼女に逃げられます〜・・・

1981年製作／アメリカ
原題：Body Heat
配給：ワーナー・ブラザース

※キャスリーン・ターナーは、この作品の後に監督・製作・出演など多彩な映画活動を続けています。

予告編　⬇︎　　　　⬇︎　　本編内容はありません

https://eiga-watch.com/body-heat/