ポーカーフェイス さんの日記
2021
1月
29
(金)
18:16
本文
俺には小学校1年~大学卒業まで過ごした友人がいる。
田舎街だし、学校なんて選択しない。皆地元の学校を愛して止まない。そういう意味でのエスカレーター。
だが、誕生日もほぼ同じ、大学卒業まで同じってわりかしレアな関係だと思う。
やつもそれを思ってるだろうなぁ。
そいつの名前はN夫(仮称)、今は某企業の名古屋支店で課長をやっている。
N夫は俺の誕生日の1日前生まれ。兼業農家の次男坊。
特にウマが合う訳ではない。
決定的な違いは、奴は家庭的なんだ~ぁ、今はね。
正月帰省で故郷へ帰還して。
お決まりの酒盛りをやって、大学時代の時の話だが、奴には高2から付き合っていた彼女がいた。
大学に入学した時、彼女は地元の看護学校生になった。
手紙のやりとり、アパートにある共用の赤公衆電話で10円玉を流し込みながらの会話。
さかりのついた男、まだまだ未熟な年齢。
そんなやりとりも長くは続かず。
予想よりも早く恋愛解消。
それから1年、しかしN夫は悩んでいた。
悩むというよりは引きずっていた。
学年が2回生になり、N夫は理系学部で専門が始まり大学での実験実習。ちなみに俺はバイトで生きていた。
日曜日の夕方、N夫といつもの定食屋に行く。
いつもよりも食い付き悪い。
N夫は180オーバーの線は細いが痩せの大食い。
俺は単刀直入に何でも聞く。お前どうしたの?
しばらく沈黙。
つべこべ説明を聞くが、結論を言え、結論をと気合い入れる。
で、俺に電話をかけてくれないかと。。
お前もちっちぇー男だなぁ。と再び渇を入れるが、挙げ句にバカな俺は彼女の自宅に電話をした。
もちろんN夫もいる前で。
俺は他人事でもあるためすらすらと言葉が出て来る。彼女にN夫の気持ちもしっかりと伝わったと確信出来るくらいに。
幸い彼女も付き合ってる人は居なかった。
案外二つ返事だった。
N夫の顔が真っ赤になっている。嬉しいって思いが俺にはよくわかる。普段晩御飯で2号飯を食う男が喉を通らないくらいに思い詰めていたんだから。
俺はどや顔。
他人任せは時として悪くないとも思った。
それからN夫もこのまま幸せになれたら良かったのに、自分で壊してしまった。
遠距離恋愛のハードル、携帯の時代ならそうはならなかったかもしれない。
壊したきっかけは、女。
2歳上の色気ムンムンのOL、とうとうそのOLと関係した。
それは3年に上がる前の3月下旬、福岡は大雪が降っていた。そんな季節外れの雪の中、彼女が故郷からN夫に会いにきた。当時は遠い道のりだったはず。
N夫は履修登録の日に、どうしても彼女を置いて大学に行くしかなかった。
その時にまた俺のところにN夫が来てしばらく繋いで欲しいという。
N夫のアパートに向かい、バイトまで彼女を繋ぐ。N夫も帰って来るからそれまではと。
でも彼女は、俺に一言、誰かとN夫は付き合ってるじゃないかって聞く。俺はまじで知らない。
それはないよ。って言うが、彼女の本能的なものか、いや部屋を見て何かを悟ったのかは言わない。正直一時間もせずに彼女は部屋を出てしまった。
そのうちN夫は帰って来て、事の顛末を話して、N夫に原因を追及。
一気にこいつの事がバカらしくなって、自分もバカらしくなって、表に出て雪の中、殴った。
痛い、俺の拳。
そんな思い出を語り合い、今N夫は就職後に会社の同僚で所沢からしっかり者の嫁さんをもらい、例の彼女はN夫も俺もあれ以来会っていないが風の噂で大病院の管理職になってるらしいと。
そんな思い出話、今日はいつもと違うタッチでブログに残しました。。
又長くなっちゃった^^;
快晴の空を見るともうすぐやってくる春をちょっぴり感じた
個人的に春を待つのはもう疲れた(笑)
田舎街だし、学校なんて選択しない。皆地元の学校を愛して止まない。そういう意味でのエスカレーター。
だが、誕生日もほぼ同じ、大学卒業まで同じってわりかしレアな関係だと思う。
やつもそれを思ってるだろうなぁ。
そいつの名前はN夫(仮称)、今は某企業の名古屋支店で課長をやっている。
N夫は俺の誕生日の1日前生まれ。兼業農家の次男坊。
特にウマが合う訳ではない。
決定的な違いは、奴は家庭的なんだ~ぁ、今はね。
正月帰省で故郷へ帰還して。
お決まりの酒盛りをやって、大学時代の時の話だが、奴には高2から付き合っていた彼女がいた。
大学に入学した時、彼女は地元の看護学校生になった。
手紙のやりとり、アパートにある共用の赤公衆電話で10円玉を流し込みながらの会話。
さかりのついた男、まだまだ未熟な年齢。
そんなやりとりも長くは続かず。
予想よりも早く恋愛解消。
それから1年、しかしN夫は悩んでいた。
悩むというよりは引きずっていた。
学年が2回生になり、N夫は理系学部で専門が始まり大学での実験実習。ちなみに俺はバイトで生きていた。
日曜日の夕方、N夫といつもの定食屋に行く。
いつもよりも食い付き悪い。
N夫は180オーバーの線は細いが痩せの大食い。
俺は単刀直入に何でも聞く。お前どうしたの?
しばらく沈黙。
つべこべ説明を聞くが、結論を言え、結論をと気合い入れる。
で、俺に電話をかけてくれないかと。。
お前もちっちぇー男だなぁ。と再び渇を入れるが、挙げ句にバカな俺は彼女の自宅に電話をした。
もちろんN夫もいる前で。
俺は他人事でもあるためすらすらと言葉が出て来る。彼女にN夫の気持ちもしっかりと伝わったと確信出来るくらいに。
幸い彼女も付き合ってる人は居なかった。
案外二つ返事だった。
N夫の顔が真っ赤になっている。嬉しいって思いが俺にはよくわかる。普段晩御飯で2号飯を食う男が喉を通らないくらいに思い詰めていたんだから。
俺はどや顔。
他人任せは時として悪くないとも思った。
それからN夫もこのまま幸せになれたら良かったのに、自分で壊してしまった。
遠距離恋愛のハードル、携帯の時代ならそうはならなかったかもしれない。
壊したきっかけは、女。
2歳上の色気ムンムンのOL、とうとうそのOLと関係した。
それは3年に上がる前の3月下旬、福岡は大雪が降っていた。そんな季節外れの雪の中、彼女が故郷からN夫に会いにきた。当時は遠い道のりだったはず。
N夫は履修登録の日に、どうしても彼女を置いて大学に行くしかなかった。
その時にまた俺のところにN夫が来てしばらく繋いで欲しいという。
N夫のアパートに向かい、バイトまで彼女を繋ぐ。N夫も帰って来るからそれまではと。
でも彼女は、俺に一言、誰かとN夫は付き合ってるじゃないかって聞く。俺はまじで知らない。
それはないよ。って言うが、彼女の本能的なものか、いや部屋を見て何かを悟ったのかは言わない。正直一時間もせずに彼女は部屋を出てしまった。
そのうちN夫は帰って来て、事の顛末を話して、N夫に原因を追及。
一気にこいつの事がバカらしくなって、自分もバカらしくなって、表に出て雪の中、殴った。
痛い、俺の拳。
そんな思い出を語り合い、今N夫は就職後に会社の同僚で所沢からしっかり者の嫁さんをもらい、例の彼女はN夫も俺もあれ以来会っていないが風の噂で大病院の管理職になってるらしいと。
そんな思い出話、今日はいつもと違うタッチでブログに残しました。。
又長くなっちゃった^^;
快晴の空を見るともうすぐやってくる春をちょっぴり感じた
個人的に春を待つのはもう疲れた(笑)
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