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1965年のアメリカとイタリア合作映画。
先日、197分の大作を、NHK・BSで放映されました。56年前の作品とは思われない新鮮な驚きです。
アカデミー賞6部門受賞。オリジナル作曲賞・脚本賞・美術監督賞・装置賞・衣装賞など総ナメです。
主演俳優3名が受賞を逃したのは本当に残念です。
ドクトル・ジバコ役のオマー・シャリフ。愛人役、ラーラのジュリー・クリスティ。
初々しいを妻を演じたジェラルディン・チャップリンがそれです。

この映画には、もう一つの主役がいます。
音楽担当のモーリス・ジャールです。リーン監督の「アラビアのロレンス」をはじめ、数多くの映画音楽を作曲しアカデミー賞は3回受賞。2009年、85歳で没。
本映画では「ラーラのテーマ」が泣き所、聴き処です。


画像①ドクトル・ジバコのポスター。ダイナミックな戦闘場面を背景に、三人の主役が並ぶ。
画像②ジェラルディン・チャップリンの素顔。現役76歳。バレエ・ダンサーを目指していたが、監督にに見出されて初出演。
画像③ミクリーツィンの別荘で、子育ての時を過ごす夫婦。理由は判らないが、映画では妻の姿は、ここでぶっつり切れてしまう謎。
画像④往年の二人。右・シャリフ2015年没、左・クリスティ：現役80歳。
画像⑤ラーラの正面に、ほのかな陽を当てるデヴィッド・リーン監督の演出が光る。
画像⑥革命後のモスクワで、ジバコとの子を探すラーラの姿。

ドクトル・ジバゴの音楽
［1］音に多少の割れあり

https://www.youtube.com/watch?v=pD8Y-ftuMpk


［2］画像に「宝塚版」が交互に入りますが我慢

https://blog.goo.ne.jp/charotm/e/2a0ba331fbd42d8714d339ecc5725510


［3］始めは序曲CVERTUREから入る。映画の中で使われているテーマ曲が次々と出てくる。歌劇の序曲のようだ。4分30秒あたりから，MGMのライオンが現れて，そのあとがオープニング（メインタイトル）のクレジットがスクロールされます。

https://note.com/evjunior/n/n81809960f153