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ひろひろ48 さんの日記
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ひろひろ48 さんの日記

[2021-1] カテゴリー [未分類] 
 
2021
1月 26
(火)
22:52
コロナ禍で、どう生きるか
本文
昨年から、いまもコロナの「悲劇」が続いています。「災厄」ではなく「悲劇」です。人間という動物は、万物の霊長ではなく大きな自然のなかの生物、動物だと、コロナウイルスが教えてくれました。人間って動物は、自然を変えてしまうほど、地球上に繁殖し、石炭を、石油を、原子力を、無駄に使い地球の全ての生物に大いなる災厄の元になっています。多くの生物を絶滅させ、絶滅の危機にさらしています。
そして、コロナウイルスの前に、人間自身の命を、社会を危機にさらしています。少なからずの感染者が。政策の失敗によって死に至れされてます。一部の富めるものたちは株価などマネーゲームに高じている一方、不十分な救済策で自らの命を絶つものがいます。
この状況で、婦人之友社が、2020年10月に緊急出版した「私たちは どう生きるか」から、一部を引用します。「人の命(コロナ対策)か、経済か」の二者択一のような政策の選択は間違っています。
中村秀明さん:元毎日新聞記者。2018年からイタリアで暮らし、ボローニャ大学で哲学を学ぶ。「私たちはどう生きるか」に記載されている2020年3月30日の「イタリアからの手紙」は、感動的です。
で、掲載されている中村秀明さんの「人の命か経済か」はありあない」は、すばらしい。
前略
不確実な時代のリーダーシップ:
対談が終わってしばらく、立ちつくすような思いの後、一つの詩が頭に浮かんだ。

いかなる権威にも倚りかかりたくない
ながく生きて
心底学んだのはそれぐらい
じぶんの耳目
じぶんの二本足のみで立っていて
なに不都合のことやある

茨木のり子さんの「倚りかからず」だ。
自らの意思と力で立ち続け、歩んでいこうとすることは容易ではない。不確かなことを前にすれば、誰でも不安や畏れ、疑いにかられる。茨木さんにして、できあいのものに「倚りかからず」と言える心境にたどり着いたのは73歳の時である。
<略>
そんな小さなことから始まって、歴史はいくつもの悲劇を繰り返してきた。「強いリーダーシップ」や「わかりやすいメッセージ」などはほしくない。不確実な時代であるならば、等身大の姿をさらし、共感する力を持つ人こそが信じるに足る。一緒に悩み苦しみながら、希望を語れる人とこの時代をともにしたい。
寛容さと連帯の意識を
「自分は自分、人は人だ」と孤高に構えて、我が道を行こうというわけではない。他者の存在とその異なる考え方と感じ方も尊重し、根底にはいつも寛容さと連帯する意識を持ち続けていたい。
カトリックの国イタリアも、信仰への濃淡はあって人それぞれだが、宗教が社会のある種の重しとなっているのを実感する。落伍者を見捨てず、弱者を救おうとする精神は厳しい状況の中でも健在で、個人主義の国における社会の安定性につながっている。
そんな重しが見当たらない国では、寛容さや連帯の意識を生み、広げるような特段の働きかけが欠かせない。しかし、私たちの国はそんな働きかけどころか、正反対のことをやってきた。その結果、社会全体の柔軟さは包容力は年々弱くなり、あちこちで差別や分断が起きている。新型コロナの感染拡大で厳しい状況なのに、追い討ちをかけて息苦しくなるような事象すら伝わってくる。
あげくに、こんな意見が政界や政財界から出て、一定の説得力をもっているという。
「ウイルスだけでなく、経済で人が死ぬこともある」
「長い目でみれば、経済をうまく回す人が人の命を救う」
<略>
いい加減なことを言わないでもらいたい。経済悪化と自殺者増加に「相関関係」はあっても、「因果関係」はない。そんな法則はないのだ。自殺予防に何ら有効な政策を採ろうとしない不作為が、自殺者を増やしただけだ。
所得を減らし困窮する人、職を失い住む場所も追われる人、経営する会社が行き詰まる人。そんな人々を「敗北者」「負け組」として切り捨てる政策を続けてきたのは誰なのか。小さな挫折やつまづきに見舞われただけで、生き残ることの不安が増幅する不安定な社会に誰がしたのか?「自己責任」を問い、排除に走る不寛容な風潮を社会に広げたのは誰なのか。
望む社会の姿を心に
経済がどんなに悪化しても絶対に見捨てはしない、誰一人として自殺に追い込むようなことをしない。そんな政策に懸命に取り組んできたならば、こんな今はない。「経済で死ぬ人などいない社会」こそが、私たちが望んできた姿だった。
人の命か経済か、の議論はナンセンスだ。そんな二者択一はありえないし。バランスをとらなくてはという考えも詭弁でしかない。米ニューヨーク州のクオモ知事が言ったように「人命はドルに換算しない」のが真っ当な発想だ。経済は人々の営みであり、人がいなければ成り立たず、存在する意味すらないのだから。

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