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tinc さんの日記
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tinc さんの日記

 
2020
12月 20
(日)
06:13
本文
現在の職場で勤務を始めてもうすぐ1か月になる。カスタマーサポートという業務は電話やメールを受信するまで何の話をされるか分からないので時に混乱することもあるものの、概ねある商品なりあるサービスなりに関する情報を補完することが役割であると今の私は認識している。サポートが機能していることで消費者は商品やサービスの購入や継続を検討することができるようになる。多くの情報を持ちそれらの情報に対する判断を行う、所謂賢い消費者を企業は忌避する傾向にあるが、現場で消費者と話している私としては相手がなるべく賢いほうが有り難い。私が賢くないので相手も賢くなかったら会話は混沌に陥るからである。

企業と消費者は売買契約を締結するに際し自身の利益を最大化することを志向する。似た様子で、企業と私も雇用契約を締結するに際し自身の利益を最大化することを志向する。企業がカスタマーサポート部門に置いた私から得ようとする利益は、私が消費者に購入を促したり企業への良い印象を与えることで間接的に営業利益を増大することである。一方で私が企業から得ようとする利益は給与と社会保険である。毎月口座に振り込まれる給与は労働の対価として受け取るものであって親分から恵んでもらうものではない。私が良質の労働を提供し続ければ企業のほうも私を退職させないために何かを提供することを考えるようになるかもしれない。

私も1人の消費者であり、なるべく賢くあったほうが良いだろう。私は今週に久しぶりの給与所得を得る予定になっている。その金銭を何に使うべきか。安月給なので大部分を生活の維持に使うことになるのであるが、考えてみれば私は自分がこの世の何にどれくらいの価値を見出しているかをあまり自覚していない。美味しいものを食べたいけれど嫌いな人と一緒に食べるのは嫌だったり、煙草を好きでも他人の迷惑にならない場所を探すのが不便だったり、もしいつか豊かな暮らしをできても他人があまりにも貧しいならそれは何とかしないといけないと思ったり、と、単独に何かを切り出してこれには何円払うということはそうはっきりと言えないものだと思う。その意味で少なくとも現在の私は賢い消費者ではない。利益を志向しようにも何が自分の利益なのかを分かっていない。

およそ誰でもできるような仕事にありつくだけでもいろいろと考える材料と機会を貰えるものだ。世の中の人々が何故あんなに賢いか私には不思議だが、プロのバスケットボール選手が競技場でプレイするのと市民がストリートで1on1をやるのを比べても仕方がない。ひとまずものを考える楽しみの中にあれることに感謝している。
閲覧(1198)
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投稿者 スレッド
tinc
投稿日時: 2020/12/20 15:23  更新日時: 2020/12/20 15:23
プラチナ
登録日: 2019/8/24
居住地: 東京都
: 男性
投稿数: 1735
 RE: 実利
さくら日さま

こんにちは。
多くの人が何らかの形で働いているからか、働くことに関しては考えや意見が世の中に豊富ですね。ご紹介頂いた書籍は私の知らないものでして、ニーチェは私も好きな人物の1人なので(同時にある意味でニーチェと真っ向から対立するかのようなヴィトゲンシュタインも好きなのですが)早速取り寄せてみたいと思います。ありがとうございます。

迷いが広がったり深くなったりすると元来悩んでいた事項が相対化されたり止揚されたりして薄まるということはよくありますね。私も哲学をできるほど賢明ではないにせよ、哲学的な視点は常にいくつか用意しておきたいと思っております。
ものを考えるなど贅沢な悩み、ともかく動け働け、とはよく言われることですが、私はそれを聞くたびに「嫌だよ。だって君みたいになりたくないんだ」と心の中で思います。考えることは人間性の根幹を成す一つであると私はどこかで信じているようです。
さくら日
投稿日時: 2020/12/20 14:30  更新日時: 2020/12/20 14:31
プラチナ
登録日: 2020/12/11
居住地:
: 女性
投稿数: 3035
 RE: 実利
tincさん、こんにちは。

働くって何だっけ?と思った時、

村山昇さんの
働き方の哲学 -360度の視点で仕事を考える-
     ディスカヴァートゥエンティーワン発行

を思い出します。
ニーチェの
世に事実はない、あるのは解釈だけ、
という考えにのっとり、仕事って何?
ということを考えさせてくれる絵本みたいな本。

生きるって何?とか私って何?とか
めんどくさくなる考えに両足がはまってる時、
考えられるってともかく幸せだな。という納得できる本でした。

よく、聞かれることもあり、その度にこの本読んで、といえば、答えがわりにもなる便利な本です。
本の中に答えはないのですが、行き詰まってる人はなにか頼れるモノが欲しいわけで、頼れるモノにはならないけど、もっと迷わせるとそもそもの悩みを薄めるように思います。

哲学なんかできないけど、何も考えないで生きることもできない。考えることが目的ではないけど。
考えることの大切さを実感します。
tinc
投稿日時: 2020/12/20 13:59  更新日時: 2020/12/20 13:59
プラチナ
登録日: 2019/8/24
居住地: 東京都
: 男性
投稿数: 1735
 RE: 実利
4月の日記さま

こんにちは。
お休みの日もご自宅のご用事があり、お忙しいことと存じます。その中でのご来訪誠にありがとうございます。

ご指摘のところのやり甲斐の有無というのはまさに重要な点ですね。時間と労力を売却してお金にするというだけだと長くは続けられないように思います。自分のしていることに意味を見出せないのはたいへんな苦痛ですから、何らかのやり甲斐を感じられたほうがやはり良いでしょう。

私の場合は雇用主の考えが少しずつ感じ取れてきて、あまり自分の価値観とは近くないと思い始めているところです。異なる価値観の持ち主と付き合うことは自分を広げることに繋がりますので好機となるかもしれません。自分にとって意味が無くとも他人にとっては有意義なことというのもありますから、違う考えにもついてゆける力を得ようともがいているところであります。
4月の日記
投稿日時: 2020/12/20 12:47  更新日時: 2020/12/20 12:47
プラチナ
登録日: 2020/8/25
居住地: 兵庫
: 女性
投稿数: 1301
 RE: 実利
tincさん、こんにちは。
今日は仕事が休みになったので・・・
家の事をしていました。

そうですね。確かに働く事は、会社の
利益を生み出す事に貢献する事になります。
利益を生むために総合的に考えながら、
ただ、日々の業務をこなすことばかりではなく
利益と言う対価を得るためにはどうしたら?
と言うこと、それを生み出す働き方を慣れたら
考えながら・・・と言う事になりますね。
それが、労働の対価としてリターンとして、
月々の給与、正社員なら賞与がおりますね!
雇用する側としては、利益を有形無形の形で
会社に貢献してくれる人材と認めれば、長らく
働いて貰いたいが故、雇用契約を更新する事に
なるんやと思います。

ただ、やはり結局は被雇用者側が、与えられた
業務をやり甲斐のある事として捉えるか否か、
それに帰結するのではないのでしょうか。

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