しき さんの日記
2020
12月
1
(火)
20:59
本文
月齢14、9の満月 大潮。
清浄な霊気に包まれた、真っ暗な香取の杜に、篝火。
氏子総代、役員以外の見物客は50~60人ほど。
昨年より友人に誘われていた、香取神宮の大饗祭…
今年はコロナ感染拡大の影響で、遠くからの見学のみとなった。
斎服を身につけた神職さん達が、恭しく食べ物を掲げ本殿へ。
浅沓を履いた足で砂利や石畳の上を歩くので、ザッザッという音が静寂の中で響く。
神無月に、出雲にお出掛けの関東の神々がお帰りになる前、香取神宮に集う。
ここではその神々をおもてなしするのだそう。
大饗祭は米や鳥や魚などを神々へ捧げる儀式だ。
昨年は、鴨羽盛(羽根のように開いた鴨)巻行器(まきほかい 蒸米)
鳥羽盛(鮭の切り身を使っている)
などの神饌を、間近に見る事が出来たと言う。
今年はコロナがあるので、式典が終わった後、階段下からの見学だった。
神饌は地と川と空と海(鯨肉が神饌の下に敷かれているそうだ)
全てからの生贄…のように私には見えた。
見た目は残酷、グロテスク、けれど美しい。
縁があって、香取神宮の崇敬会会員になっているので
今までにも機会はあったのだが、今年は区切りの年…
地から風へのシフトはもうすぐだ。
私にとって今年1年は、久々に変化があった年だった。
良いことも良くないこともあった。
香取の杜に繰り広げられた、神々へのリスペクト。
それを、マスクをつけ、遠くから見守る人々。
白い雲が掛かった月、篝火の煙、古から続く洗練された神職の動き
雅楽、大和舞(音曲はオランダ楽隊)…
日本古来の美に触れて、果てない時を感じた。
私たちは、生きても100年…何を思い煩う事があろう。
僅か30分程の儀式に心を揺さぶられ、今年最後のひと月が始まる。
大勢に知られたくない、けれど知って欲しい…
そんな密やかなお祭りが、今月は続く(三祭)と言う。
清浄な霊気に包まれた、真っ暗な香取の杜に、篝火。
氏子総代、役員以外の見物客は50~60人ほど。
昨年より友人に誘われていた、香取神宮の大饗祭…
今年はコロナ感染拡大の影響で、遠くからの見学のみとなった。
斎服を身につけた神職さん達が、恭しく食べ物を掲げ本殿へ。
浅沓を履いた足で砂利や石畳の上を歩くので、ザッザッという音が静寂の中で響く。
神無月に、出雲にお出掛けの関東の神々がお帰りになる前、香取神宮に集う。
ここではその神々をおもてなしするのだそう。
大饗祭は米や鳥や魚などを神々へ捧げる儀式だ。
昨年は、鴨羽盛(羽根のように開いた鴨)巻行器(まきほかい 蒸米)
鳥羽盛(鮭の切り身を使っている)
などの神饌を、間近に見る事が出来たと言う。
今年はコロナがあるので、式典が終わった後、階段下からの見学だった。
神饌は地と川と空と海(鯨肉が神饌の下に敷かれているそうだ)
全てからの生贄…のように私には見えた。
見た目は残酷、グロテスク、けれど美しい。
縁があって、香取神宮の崇敬会会員になっているので
今までにも機会はあったのだが、今年は区切りの年…
地から風へのシフトはもうすぐだ。
私にとって今年1年は、久々に変化があった年だった。
良いことも良くないこともあった。
香取の杜に繰り広げられた、神々へのリスペクト。
それを、マスクをつけ、遠くから見守る人々。
白い雲が掛かった月、篝火の煙、古から続く洗練された神職の動き
雅楽、大和舞(音曲はオランダ楽隊)…
日本古来の美に触れて、果てない時を感じた。
私たちは、生きても100年…何を思い煩う事があろう。
僅か30分程の儀式に心を揺さぶられ、今年最後のひと月が始まる。
大勢に知られたくない、けれど知って欲しい…
そんな密やかなお祭りが、今月は続く(三祭)と言う。
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