tinc さんの日記
2020
9月
12
(土)
06:22
本文
高校時代に私と同じくらい成績の悪い女子が2人おり、この2人と私はよく行動を共にしていた。所謂三馬鹿である。1人は私と同じく東京の大学に進学しそのまま定着したこともあり、今だによく一緒に遊んでいる。もう1人は卒業後出身の村の役所に入職し、それ以降疎遠になっていた。
その疎遠だった1人が今日、旅行鞄1つだけを持って東京へ来る。役所は辞めたという。村へは戻らない意思であり、当面先に東京へ来ているほうの一人のところに同居する予定であるそうだ。今日は来たその足で3人で食事に行こうという話になっている。
彼女とは卒業の日に思いつきで持ち物を交換した。私は彼女に自分の腕時計を渡し、彼女は私に自分の髪を留めていたバレッタを渡した。私は今日そのバレッタを着けて行く。バレッタの使い方を知らないのでいつにも増して妙な様子になると思う。妙な様子だと目立つので待ち合わせには良かろう。
15年ぶりの再会であり当時に戻ったような感慨を伴うべき場面なのかもしれないが、私自身が当時から何かの変化や成長を経ていないからか大した気持ちが湧いてこない。おそらくあても無く引っ越してくるということに特段の事情があるのかもしれないし、そんなものは無いのかもしれない。話すことがあって彼女がそれを話したければ話すだろう。何にせよ3人とも生存していて対面できることを有り難く思う。
その疎遠だった1人が今日、旅行鞄1つだけを持って東京へ来る。役所は辞めたという。村へは戻らない意思であり、当面先に東京へ来ているほうの一人のところに同居する予定であるそうだ。今日は来たその足で3人で食事に行こうという話になっている。
彼女とは卒業の日に思いつきで持ち物を交換した。私は彼女に自分の腕時計を渡し、彼女は私に自分の髪を留めていたバレッタを渡した。私は今日そのバレッタを着けて行く。バレッタの使い方を知らないのでいつにも増して妙な様子になると思う。妙な様子だと目立つので待ち合わせには良かろう。
15年ぶりの再会であり当時に戻ったような感慨を伴うべき場面なのかもしれないが、私自身が当時から何かの変化や成長を経ていないからか大した気持ちが湧いてこない。おそらくあても無く引っ越してくるということに特段の事情があるのかもしれないし、そんなものは無いのかもしれない。話すことがあって彼女がそれを話したければ話すだろう。何にせよ3人とも生存していて対面できることを有り難く思う。
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